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2010年02月06日

宮城康博さんのブログが素晴らしい! 普天間移設問題・29

緊急告知です。「情報共有おすすめシリーズ」です。

この週末、琉球キングス・ファンは、久々のホームゲームに心躍らせておられることでしょう。東京の空の下から、わたしも大いに気にしてます。ですが、その前に、どうしても、ご紹介したくなったブログがあります。

知ってる人は知ってる有名なブログだはず。でも、さらに、一人でも多くの人に読んでいただきたい、という思いがわたしの胸にも芽生えた次第。勝手に宣伝いたします。

例によって携帯チョコピコ記事更新中ですが、URLも控えてあります。

宮城康博さんのブログ「なごなぐ雑記」
↓↓↓
http://miyagi.no-blog.jp/

ご本人は覚えておられるかわかりませんが、わたしは13年ほど前に、宮城さんと挨拶程度の会話はさせてもらっています。

宮城康博さんは、名護市民投票において勝利した「ヘリ基地建設反対派」市民グループの若きリーダーでありました。当時血気盛んな30代。わたしと同世代であり、共通の知人が複数いたこともあり、とても親近感を覚え、「いつかじっくりインタビューさせてくださいね」と、名刺交換させていただいたのでした。

それから長らくご無沙汰してしまったのですが、その後の宮城さんは名護市議を務めたり、故・岸本建男市長(当時)との一騎打ちの市長選に果敢に挑み、そして敗れるという大きな経験もしています。

だから、普天間移設に名を借りた「辺野古新基地建設問題」に関しては、当事者であり専門家です。

機械オンチのわたしがパソコンをいじり、ネットの世界を覗くようになった数年前のこと、写真家・石川真生さんのブログhttp://blog.livedoor.jp/ishikawamao/の「リンク」欄に、その宮城さんのブログを発見。当然、訪問させていただくようになりました(たまにですが)。

このところ、訪問の頻度は増していました。

先だっての名護市長選に関する考察も含め、興味深い記述が続いていたからです。

しかし宮城さんは、建設反対派の稲嶺進・新市長の誕生を見届けた翌々日、「なごなぐ雑記」をしばらく開店休業状態にします、と宣言。つまり、市民投票の民意と市長選の民意が、はるかな回り道の果てにようやく合致して、宮城さんの心のなかで、ひとつのケジメがついた、ということなのでしょう。

ちょっぴり残念に思いつつ、今後も期待しすぎない程度に続けて訪問させてもらおうと思っておりました。

またしかし、です。
宮城さんは、その後も、興味深い記事更新をしてくれているではありませんか。

とくに、つい昨日2月5日にアップされた、「『ゼロベース』で沖縄からベース(基地)をゼロに(その1)」と題する論述は、本当に素晴らしい。

全面的に同感なのである。

これこそ、わたしが望んでいた「真実の論説」。

例のまやかしの論説を垂れ流して平気な顔をしている読売新聞副社長(論説責任者)や、防衛・外務両省の官僚には必ず読ませたい。いや、今普天間移設の再検討に当たっている政府与党関係者は、絶対に読まないといけない。

あるいは、読売社説に代表されるような、まやかしの論説や報道に惑わされかけていた良識ある読者も、宮城さんの昨日の記事を読めば、目からウロコ、「なるほどそうだったのか」と納得できるはず。

そして沖縄県民にとっては、自分たちが歩んできた道程を、冷静に把握するための、良き指針となるはず。

ともかく、読んで損はありません。

普天間基地移設問題の本質について、外せないポイントについて、ちゃんと理解したいと思う人はすべからく、「なごなぐ雑記」の最新記事だけでも読むべきでしょう。

わたしが再三書いてきた「日米旧政権同士が合意した現行計画案は、実現不可能」のその意味も、宮城康博さんが、もっとわかりやすく書いてくれていました。

予断を許さぬ状況が続いているとは言え、なんだか胸がスッキリした気分です。

宮城康博さん、最高のブログ記事、ありがとうございます。(その2)は、いつになるかわからんとのことですが、気長に待っておりますです。


では最後に、今夜宜野湾のコンベンションセンターで戦うキングスに、東京の空の下から「気」をおくるぞーっ。

新生キングス、ちばりよーっ!



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Posted by watanatsu at 11:23 │時事問題