週刊朝日も、いいぞ、がんばれ!!
東京では、本日5月11日発売である(沖縄の書店・コンビにに並ぶのは、2日ぐらい後かな)。
でかした「週刊朝日」である。
この5月21日号は、必見、必読である。
ご覧のとおり表紙に、ズバリ、ドカーン、と素晴らしいタイトルが躍っている。
鳩山首相は勉強し直せ!
[沖縄・海兵隊に抑止力なし]
以下、同誌の山口一臣編集長の編集後記を全文引用紹介したい。
《鳩山由紀夫首相に「抑止力」という言葉を吹き込んだのはいったい誰なのでしょう。今週号に掲載した諸永裕司記者の記事を読めばおわかりのとおり、沖縄の米海兵隊に抑止力があるというのは、まやかしにすぎません。わずか千人足らずの部隊の存在が仮想敵にプレッシャーを与えることなどあり得ないと、それこそ勉強すれば誰にでもわかること。鳩山首相の論を採用すると、永久に沖縄から米軍基地がなくならないことになってしまいます。引き続き、この問題はさまざまな角度から検証していくつもりです》
こういう正常な神経をもった編集者がいることは、大手メディアが悲惨な「思考停止」状態を露呈している昨今、メディア界のかすかな救いであり、そして、嬉しく頼もしいことである。
「スーパーモーニング」(鳥越俊太郎さんが、「抑止力なんて、ちゃんちゃらおかしい」と、堂々と発言できる場であるというだけでも、テレ朝の良心と呼んであげたい貴重な番組)同様、これからも、「普天間問題」報道で、がんばりつづけてほしい。
一読者として、引き続き、注目したい。
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