大事な大事な石垣市長選挙は、3月2日投開票。投票の前にぜひお読みください。

watanatsu

2014年02月28日 16:15

まだ住民票の手続き等に手が回っていないのではありますが、首里へ仕事と生活の拠点を移してから1週間が過ぎようとしています。

しかし本日も、4年間お世話になった石川真生邸別館3階の部屋の若干の修復作業にお邪魔してきました。
つまりは、感謝の意を込めてリフォームを施して去って当然のところが、発つ鳥あとを「濁す」こととなってしまい、いまもって反省の日々を送っているわけです。

そして相変わらず、主にFacebookが当ブログに代わって「備忘録的公開日記」の役割を果たしているこの頃です。

自省の念に駆られる時間を過ごしつつ、とりとめのない日常の雑感を記すこともあります。失敗だらけの己の人生を棚に上げてでも、やはり最低限言わなければいけないことは言おうと若干力をこめて呟くこともあります。

前置きが長くなりましたが、いま声を大にして訴えたいことは、石垣市長選の重要性について、です。
以下にわたしが大切だと感じているポイントを、いくつか記させていただきたいと思います。

                   *

3月2日に投開票される石垣市長選挙は、去る1月の名護市長選挙と同じように、非常に重要な市長選挙です。

◇安倍暴走政権に同調して浮かれる危険な市長をこれからも野放しにするのか。それとも地に足をつけて平和な島を守り、安心して暮らせる石垣市をつくるために尽力する実力派市長に舵取りを任せるのか。
 
 国策の横暴さを市民の良識ではね返さねばならない選挙でもあります。

 一地方都市の首長を選ぶ選挙に、政府・自民党が必死になって介入してくることの恐ろしさに気づいてください。「普通に戦争のできる国」をつくるために、政府の言いなりになる市長を確保したい、という政府の思惑が明らかな選挙です。

 その圧力を、石垣市民の皆さんの良識ではね返していただきたいと思います。

 名護市民の皆さんに申しあげたことを繰り返さねばなりません。この選挙は、石垣市民、八重山郡民のみならず、沖縄県民、そしてひいてはこの国のすべての民を、これ以上危険な方向へ向かわせないためにも、大変重要な選挙なのです。
 ご苦労をおかけして誠に恐縮ですし、外野席からの僭越なお願いであることも重々承知しております。
 でも、頑張ってください。踏ん張ってください。おおはま(大濱)長照候補を圧勝させてください!!


◇4年前、「世代交代」とか「若さと行動力」などという言葉に、つい踊らされ、判断を誤ってしまった有権者は、正直申しまして、きっと多いはずです。
 ふたを開けてみれば、現市長中山義隆氏があまりにも軽薄にして危険極まりない人物であることが次々に判明し、後悔の念に駆られた市民も多いに違いありません。

※お断りしておきますが、ここに記すことはデマに基づくネガティブキャンペーンとは一線を画すものです。事実のみを書きます。
 
◇就任直後の施政方針演説の文面が、神奈川県小田原市長のそれのほとんどパクった文章であったことが明らかになり、中山氏は任期の初っ端から多くの人を唖然とさせましたが、その後も、悪しき本性のあらわれる場面がいくつもありました。 

◇八重山地区の中学公民教科書の採択問題は象徴的です。中山市長が任命した玉津教育長が八重山採択協議会の会長も兼務しているため、やりたい放題の採択方法の変更を行い、右翼教科書を八重山の中学生に押し付ける、というところまで、問題は深刻化してしまいました。
 右翼的主張、軍国主義的主張を鮮明にする歴史修正主義者たちの「新しい歴史教科書をつくる会」系の育鵬社版の公民教科書が地区協議会で採択され、これに同意しない竹富町が独自に東京書籍版を選んだところ(地方教育行政法では、各市町村単位の教科書の選択がしっかり認められています)、不満に思った自民党タカ派の文教族が民主党政権時代の文科省に圧力をかけ、現在では自民タカ派の文教族そのものの下村文科大臣が、率先して竹富町や沖縄県教委を恫喝しまくっている始末です。
 何が言いたいか。こういうおぞましい状況は、間違いなく中山市長によってもたらされてしまったということです。

◇尖閣問題しかり。
 石原慎太郎「暴走老人」都知事が、尖閣諸島の「都有地化」を、わざわざアメリカのヘリテージ財団(軍産複合体に影響力のあることで有名)でのスピーチでぶち上げたとき、喜んで賛同して中国を刺激し、この海域の緊張を高めたのも、中山氏でした。

◇最近では、中山氏による「辺野古新基地建設推進」の明確な意思表示も許せません。
 昨年末、沖縄の自民党国会議員や自民県連が「県外移設」の公約を破り捨て、知事の「辺野古埋め立て承認」への布石が打たれつつあったころ、地元紙の琉球新報は県内全市町村長に、アンケート調査を実施しました。
 その中で、「普天間問題の解決方法」を問う項目があり、これに対して「辺野古移設」と答えたのが、この中山市長だったのです。
 自民タカ派系の市長として知られる宜野湾市の佐喜真氏でさえ、この時点では「辺野古推進」の意思表明はしていません。
 この石垣市長だけが、堂々と「安倍暴走政権お気に入りの模範解答」をしてみせたわけです。

◇安倍政権の意のままに従う中山市長で、八重山への自衛隊配備推進!?
 そのことを政府・自民党が目論んでいるのは明らかです。外交努力をサボり、常に中国や韓国を刺激して軍備拡大を図ろうとする。平和な島々にあえて緊張をもたらす横暴な政権をこれ以上暴走させてはいけません。

たったこれだけを見ても、現職中山氏には、なんとしても辞めてもらわねばならない、とわかるでしょう。

◇対する前市長・おおはま(大濱)長照さんは、4年前、とんでもないデマを含むネガティブキャンペーンの嵐にさらされ苦杯をなめましたが、今回は、現市長・中山氏のデタラメな政治姿勢に辟易した保守系政治家を含む超党派の市民の要望に応えて、真っ当な市政を市民の手に取り戻すべく、島に戻りました。

「16年の長期政権」のあとのこの数年、おおはま(大濱)さんが、やんばる国頭村安田(あだ)集落の診療所の医師として、へき地医療に貢献してきたことは、あまりにもよく知られている事実です。
そしてその経験が、政治家としての自身のあり方を見直すことに繋がったと、本人も語っています。謙虚な姿勢を持ち得た実力派ドクター市長の再登板が本当に望まれています。
経済振興だけでなく、福祉や教育に目配りの行き届いた市政が期待できます。

繰り返します。

ご苦労をおかけして大変恐縮ですが、石垣市民の皆さん、頑張ってください!!

おおはま長照(ながてる)さんを、圧勝させてください!!!

※写真は、Facebook友の投稿から拝借したものです。現時点で元々の製作者が不明なのですが、転用をどうかご寛容ください(作者をご存知の方はお知らせくださると幸いです。わかった時点でお名前を付記させていただきます)。


おおはま長照候補のプロフィールと政策などは、こちらからどうぞ。→http://nagateru.jp/

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