2009年12月21日
鳥越俊太郎さん、頑張ってます。 普天間基地移設問題⑬
東京に来て、こちらの新聞記事やテレビニュースにばかり接していると、ストレスが増える(とくに在京のテレビ局はひどい!!)。
もちろん普天間基地移設問題に関する報道のことである。
旧・自公政権とブッシュ政権が合意した「辺野古新基地建設案」こそが正しくて、鳩山政権は優柔不断でけしからん、とっとと辺野古に基地を造れ、といわんばかりの論調が、残念ながら圧倒的に幅を利かせている。おぞましいほどの光景が繰り広げられている。きのうたまたま見たNHKの日曜討論も、解説委員がその典型の「誘導司会者」なのだから、あきれてしまった。
そんななかで、まともな番組を目にすると、ホッとする。
鳥越俊太郎氏は、当ブログで先日来お伝えしているように、テレビ朝日系「スーパーモーニング」において、頑張ってくれている。毅然と「対米追従・沖縄切り捨て」勢力に対抗する姿勢を示し続けている。
旧政権同士の「合意」は、「条約」「協定」ではないんだから、白紙に戻して話し合うことは、なんらおかしなことではない、という持論を、今朝も披露していた(たまたまその部分をチラッと観ただけだが)。
鳥越さんのような人は、間違いなく、沖縄にとって大切な存在である。こうして沖縄を大切にする心が広く浸透していくのであれば、やはり間違いなく、日本全体にとっても有益なことである。
そこのところを、わたしたちは常に冷静に見つめたい。
早い話が、現在の合意案こそが唯一最良の計画だ、なんぞと喚いているゲーツ国防長官を筆頭とする勢力は、旧ブッシュ政権の生き残り。そいつらが、いくら喚こうが、あえていえば無視するぐらいでちょうどいいのだ。恫喝におびえて右往左往している官僚・政治家・大手マスコミの記者たち・学者・解説者たちは、少しは自分を恥ずかしく思ったほうがいい。
何度でも繰り返し言うが、「辺野古新基地建設」は沖縄県民が決して許さない。
この計画は実行不可能だと断言してもよい。
最近わたしが得た信頼できる情報によると、当初「辺野古案」を推進した立場の有力政治家も、この基地建設のための埋め立て関連の利権争奪状況はひどいことになっている、こんなものを推し進めるのは到底無理だ、と語っているという。
いずれにしても、わたしたちは、ニュースショーのなかでの理解力不足のコメンテーターの発言なんかに、一切惑わされる必要はない。様々な角度から、時には鳥の眼で俯瞰し、ときには虫の眼で地面を歩いて、沖縄の当事者の声を聞く、そのことに心を配ったほうがよいはずである。
というわけで、本日はわたしがメンバーをよく知っている「二見以北10区の会」の動きをご紹介しましょう。「現地」の「当事者」の声をぜひ知ってください。
ちなみに「二見以北」地域とは名護東海岸の、新基地建設が万が一強行されたら、まともに被害を受けることになる地域、大浦湾をはさんでキャンプシュワブ(辺野古)の対岸に位置する、自然豊かな地域です。
以下のブログ記事をご覧ください。
二見以北10区の会のブログ「渡具知智佳子さんから鳩山首相への手紙」↓↓
http://kichi-iranai.jp/d_10kumovement/d_konsyu/20091220/20091220.html
同上「浦島悦子さんから鳩山首相への手紙」↓↓
http://kichi-iranai.jp/d_10kumovement/y_uttae/20091217/20091217.html
同上「ピースキャンドル2009のお知らせ」(12月26日、キャンプシュワブ前に集合!!)↓↓
http://kichi-iranai.jp/d_10kumovement/a_news/20091217/20091217.html
では、本日も良き一日になりますように。
もちろん普天間基地移設問題に関する報道のことである。
旧・自公政権とブッシュ政権が合意した「辺野古新基地建設案」こそが正しくて、鳩山政権は優柔不断でけしからん、とっとと辺野古に基地を造れ、といわんばかりの論調が、残念ながら圧倒的に幅を利かせている。おぞましいほどの光景が繰り広げられている。きのうたまたま見たNHKの日曜討論も、解説委員がその典型の「誘導司会者」なのだから、あきれてしまった。
そんななかで、まともな番組を目にすると、ホッとする。
鳥越俊太郎氏は、当ブログで先日来お伝えしているように、テレビ朝日系「スーパーモーニング」において、頑張ってくれている。毅然と「対米追従・沖縄切り捨て」勢力に対抗する姿勢を示し続けている。
旧政権同士の「合意」は、「条約」「協定」ではないんだから、白紙に戻して話し合うことは、なんらおかしなことではない、という持論を、今朝も披露していた(たまたまその部分をチラッと観ただけだが)。
鳥越さんのような人は、間違いなく、沖縄にとって大切な存在である。こうして沖縄を大切にする心が広く浸透していくのであれば、やはり間違いなく、日本全体にとっても有益なことである。
そこのところを、わたしたちは常に冷静に見つめたい。
早い話が、現在の合意案こそが唯一最良の計画だ、なんぞと喚いているゲーツ国防長官を筆頭とする勢力は、旧ブッシュ政権の生き残り。そいつらが、いくら喚こうが、あえていえば無視するぐらいでちょうどいいのだ。恫喝におびえて右往左往している官僚・政治家・大手マスコミの記者たち・学者・解説者たちは、少しは自分を恥ずかしく思ったほうがいい。
何度でも繰り返し言うが、「辺野古新基地建設」は沖縄県民が決して許さない。
この計画は実行不可能だと断言してもよい。
最近わたしが得た信頼できる情報によると、当初「辺野古案」を推進した立場の有力政治家も、この基地建設のための埋め立て関連の利権争奪状況はひどいことになっている、こんなものを推し進めるのは到底無理だ、と語っているという。
いずれにしても、わたしたちは、ニュースショーのなかでの理解力不足のコメンテーターの発言なんかに、一切惑わされる必要はない。様々な角度から、時には鳥の眼で俯瞰し、ときには虫の眼で地面を歩いて、沖縄の当事者の声を聞く、そのことに心を配ったほうがよいはずである。
というわけで、本日はわたしがメンバーをよく知っている「二見以北10区の会」の動きをご紹介しましょう。「現地」の「当事者」の声をぜひ知ってください。
ちなみに「二見以北」地域とは名護東海岸の、新基地建設が万が一強行されたら、まともに被害を受けることになる地域、大浦湾をはさんでキャンプシュワブ(辺野古)の対岸に位置する、自然豊かな地域です。
以下のブログ記事をご覧ください。
二見以北10区の会のブログ「渡具知智佳子さんから鳩山首相への手紙」↓↓
http://kichi-iranai.jp/d_10kumovement/d_konsyu/20091220/20091220.html
同上「浦島悦子さんから鳩山首相への手紙」↓↓
http://kichi-iranai.jp/d_10kumovement/y_uttae/20091217/20091217.html
同上「ピースキャンドル2009のお知らせ」(12月26日、キャンプシュワブ前に集合!!)↓↓
http://kichi-iranai.jp/d_10kumovement/a_news/20091217/20091217.html
では、本日も良き一日になりますように。
Posted by watanatsu at 11:28
│時事問題