2010年05月16日
QAB生激論番組、ぜひ再配信WEB視聴を!
おはようございます。
全国の皆さん、「普天間問題」に少しでも関心をお持ちならば、まずはこの番組をご覧ください。

次のアドレスで、ネット再配信が視聴できます。
→http://www.qab.co.jp/asanama/
QAB琉球朝日放送・開局15周年報道特別番組
「どうなる!普天間移設〜朝まで徹底生激論〜」
再配信の内容は、以下の通り(同局ホームページより)。
*
番組開始より終了までを5〜6クリップに分割して配信いたします。順次番組の進行に合わせて部分ごとに掲載して参ります(番組の進行とはタイムラグがあります)。またアクセスが集中した場合ご覧頂けない場合もございます。あらかじめご了承下さい。
□ 自己紹介 /「ズバリ!普天間問題をこう解決する」
□ テーマ1「抑止力とは,海兵隊とは…」
□ テーマ2「アメリカ軍再編・グアム移転の誤解」
□ テーマ3「沖縄この14年を振り返る」
□ テーマ4「鳩山総理語録を一気に!」
□ テーマ5「マスコミの役割とは… ヘリ墜落事故」
□ テーマ6「アメリカの世界戦略と日本の国防」
□ ギャラリー質問タイム
□ 普天間基地移設の解決は・・・
*
わたしも、ちょうどまる一日遅れになりましたが、先ほどすべてをネット視聴することができました。
視てよかったと思います。沖縄のメディアの真摯な仕事ぶりがあらわれた、とても真っ当な番組でした。
三上智恵キャスター(QAB報道部)の司会ぶりは、立脚点が明確な上に、一般視聴者に親近感を持たせうる、わかりやすい進行で、非常によかったと思います。三上さん、お疲れさまでした。
この番組は、普天間問題を「全国民的議論」にしていくためにも、意義ある内容だったと思われます(時間の制約もあるなか、重要かつ基本的な問題提起はできていたと思います)。
そこで、全国の皆さん、この番組を通じて沖縄側が発信している基本的な「問いかけ」に、あなたは国民の一人として、どう応えますか。
とくに、伊波洋一・宜野湾市長、大田昌秀・元県知事、佐藤学・沖縄国際大学教授、の意見には、しっかり耳を傾けていただきたい。
「沖縄の民意」に反して「県内移設」容認を打ち出してしまっている下地幹郎・国民新党国対委員長は、番組出演を断ったそうです。もし出席していれば、番組としては緊張感が生まれて面白かったと思いますが、残念です。
与党関係者としては、沖縄県選出の玉城デニー・衆議院議員、阿部知子・社民党政審会長、鳩山首相ブレーンといわれているらしい橋本晃和氏が出演していましたが、いかにも歯切れが歩く、官邸の機能不全、閣僚たちの出来の悪さを含めて、政権自体の不甲斐なさと危うさが、一層浮き彫りになりました(しかし、だから鳩山政権を即刻倒せ、という大合唱に対しては、わたしは異論を挟みたい。鳩山由紀夫という人は、旧政権の首脳たちが誰も言わなかった「県外移設」を口にし、多くの国民の間にに「普天間」についての問題意識を喚起した「功績」があるのです。沖縄からの目線でいえば、その功績をむしろ思いっきり称えたい。そうして、公約を守らせたいのです)。
一方、「対米追従・沖縄切り捨て」路線の「現行計画案」への道をひたすら歩んできた旧政権側からは、山崎拓氏(SACO合意の橋本政権時の自民党政調会長)、森本敏氏(拓殖大教授)が出演していましたが、非常ににおとなしい印象でした。根拠の希薄な「現行計画案」の必然性を強弁できなかったのは、沖縄県民に嫌われたくないという心理が働いたのかもしれません。
また、テレビ朝日コメンテーターの川村晃司氏(県民大会の生中継放送にも出演)を沖縄側にグイと引き寄せる狙いは悪くないし、元「噂の真相」編集長の岡留安則氏が、日本のメディアが反省すべき点、今後の世論形成のための課題を論じた点は一応評価できます。
ともかく視る価値のある番組です。
身近な方たちへも「ネット再配信視聴」をぜひお勧めください。
全国の皆さん、「普天間問題」に少しでも関心をお持ちならば、まずはこの番組をご覧ください。

次のアドレスで、ネット再配信が視聴できます。
→http://www.qab.co.jp/asanama/
QAB琉球朝日放送・開局15周年報道特別番組
「どうなる!普天間移設〜朝まで徹底生激論〜」
再配信の内容は、以下の通り(同局ホームページより)。
*
番組開始より終了までを5〜6クリップに分割して配信いたします。順次番組の進行に合わせて部分ごとに掲載して参ります(番組の進行とはタイムラグがあります)。またアクセスが集中した場合ご覧頂けない場合もございます。あらかじめご了承下さい。
□ 自己紹介 /「ズバリ!普天間問題をこう解決する」
□ テーマ1「抑止力とは,海兵隊とは…」
□ テーマ2「アメリカ軍再編・グアム移転の誤解」
□ テーマ3「沖縄この14年を振り返る」
□ テーマ4「鳩山総理語録を一気に!」
□ テーマ5「マスコミの役割とは… ヘリ墜落事故」
□ テーマ6「アメリカの世界戦略と日本の国防」
□ ギャラリー質問タイム
□ 普天間基地移設の解決は・・・
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わたしも、ちょうどまる一日遅れになりましたが、先ほどすべてをネット視聴することができました。
視てよかったと思います。沖縄のメディアの真摯な仕事ぶりがあらわれた、とても真っ当な番組でした。
三上智恵キャスター(QAB報道部)の司会ぶりは、立脚点が明確な上に、一般視聴者に親近感を持たせうる、わかりやすい進行で、非常によかったと思います。三上さん、お疲れさまでした。
この番組は、普天間問題を「全国民的議論」にしていくためにも、意義ある内容だったと思われます(時間の制約もあるなか、重要かつ基本的な問題提起はできていたと思います)。
そこで、全国の皆さん、この番組を通じて沖縄側が発信している基本的な「問いかけ」に、あなたは国民の一人として、どう応えますか。
とくに、伊波洋一・宜野湾市長、大田昌秀・元県知事、佐藤学・沖縄国際大学教授、の意見には、しっかり耳を傾けていただきたい。
「沖縄の民意」に反して「県内移設」容認を打ち出してしまっている下地幹郎・国民新党国対委員長は、番組出演を断ったそうです。もし出席していれば、番組としては緊張感が生まれて面白かったと思いますが、残念です。
与党関係者としては、沖縄県選出の玉城デニー・衆議院議員、阿部知子・社民党政審会長、鳩山首相ブレーンといわれているらしい橋本晃和氏が出演していましたが、いかにも歯切れが歩く、官邸の機能不全、閣僚たちの出来の悪さを含めて、政権自体の不甲斐なさと危うさが、一層浮き彫りになりました(しかし、だから鳩山政権を即刻倒せ、という大合唱に対しては、わたしは異論を挟みたい。鳩山由紀夫という人は、旧政権の首脳たちが誰も言わなかった「県外移設」を口にし、多くの国民の間にに「普天間」についての問題意識を喚起した「功績」があるのです。沖縄からの目線でいえば、その功績をむしろ思いっきり称えたい。そうして、公約を守らせたいのです)。
一方、「対米追従・沖縄切り捨て」路線の「現行計画案」への道をひたすら歩んできた旧政権側からは、山崎拓氏(SACO合意の橋本政権時の自民党政調会長)、森本敏氏(拓殖大教授)が出演していましたが、非常ににおとなしい印象でした。根拠の希薄な「現行計画案」の必然性を強弁できなかったのは、沖縄県民に嫌われたくないという心理が働いたのかもしれません。
また、テレビ朝日コメンテーターの川村晃司氏(県民大会の生中継放送にも出演)を沖縄側にグイと引き寄せる狙いは悪くないし、元「噂の真相」編集長の岡留安則氏が、日本のメディアが反省すべき点、今後の世論形成のための課題を論じた点は一応評価できます。
ともかく視る価値のある番組です。
身近な方たちへも「ネット再配信視聴」をぜひお勧めください。
Posted by watanatsu at 05:39
│時事問題