2010年12月15日
菅政権よ、顔洗って百年後に出直して来い!!
「普天間問題」ウォッチャーを自任している者としては、沖縄選出の国会議員が日々何を言っているかは、できるだけチェックしているつもりだ。
その中で、常に簡潔な記述で説得力を感じさせるのが、社民党の照屋寛徳衆議院議員(沖縄2区選出)のブログである。
→http://terukan.blog44.fc2.com/
ここはひとつ支持政党の枠を超えて、照屋氏のブログを、最新記事のみならず、遡っていろいろチェックされたい(くどいようだが、わたしは「支持政党なし・無党派層」というカテゴリーに分類される有権者だ。けれども、照屋寛徳氏の真摯かつ誠実な、ブレない政治姿勢には、常に一目置いている)。
「全国民の問題であるはずの沖縄の基地問題」が、いかに東京の人びと、全国の人びとに伝わっていないか、気づいていただけるだろう。そして、照屋氏が多くの沖縄県民から支持されている理由も理解していただけるはずである。
関連して、ぜひとも全国の皆さんに読んでいただきたいのが、本日の沖縄タイムス、琉球新報の社説。
仙谷由人官房長官の、沖縄に対する「甘受」発言について、厳しく批判している。
もちろんわたしは、両紙の社説に全面的に同意する。
沖縄タイムス→http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-12-15_12833/
琉球新報→http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-171206-storytopic-11.html
全国の皆さん、「普天間問題」の解決は、まず最低限、沖縄側のこの声をあなた自身が共有すること。そこからしか始まりません。それ以前の論議は、論外です。
繰り返し申し上げますが、沖縄の総意を無視して勝手につくりあげた「日米合意」など、なんの意味も持ちません。普天間基地の辺野古への移設など、実現可能性ゼロであると、いま改めて断言しておきます。
それがわからない政治家、官僚、大手マスメディアの幹部や記者諸君は、本当のおバカさんであると断じざるを得ません。
いつどこから、自分たちが対米追従の「思考停止」に陥ってしまったのか。本当に、よくよく胸に手を当てて考えてみるべきです。尖閣周辺事態緊迫説(大きくいえば中国脅威論)、北朝鮮脅威論、このふたつは普天間問題となんら関係のないことを、少しは勉強して出直してほしいものです。
Posted by watanatsu at 16:59
│時事問題