渡瀬夏彦の「沖縄　チムワサワサ～　日記」

いやはや2週間ぶりの投稿になってしまった。

一人でも多くの人と情報の共有をしたいと思ったとき、ふと日常の思いをつぶやきたくなったりしたとき、FacebookやTwitterを利用している。ほぼ毎日のことである。

これはスマホを頻繁に使うようになったことと関係がありそうだ。スマホで撮った写真に文章を添えてその場でスマホから投稿する、という作業がFacebookやTwitterでは、とても簡単なのだ。
ブログでは、写真のデータ容量の関係でリサイズ(サイズ変更)の作業が必要だったりして、やっっかいなのである。と、まぁ言い訳はこのぐらいにして、久々のブログ更新、何から書くべきか。

書くべきことは日々、溜まっていく一方なので、いざブログ再開となると途方に暮れる。でもせっかくだから、Facebookなどに投稿しなかったコンデジ(コンパクト・デジタルカメラ)で撮った写真で、「写真絵日記」風にお届けしよう。4月の終わりの出来事から。

もちろんここにすべてを載せられるわけではないので、「あれ、あのとき渡瀬に写真を撮られたはずだけど、どこにも載ってないぞっ」という苦情はご遠慮ください。

4月27日、東京から取材に来られた物書きの大先輩、魚住昭さん(ノンフィクション作家)と行動をともにさせていただいた。魚住さんは現在、「週刊現代」で『わき道をゆく　魚住昭の誌上デモ』という連載をされている。その取材だ。昨年も、オスプレイ配備反対の県民大会に合わせて来沖。高江への取材に同行させてもらった。高江から県民大会にかけての取材の成果を数回にわたって書かれている。じつはその初回に単なる運転手役であるはずのわたしが登場してしまったので、恐縮のあまり、その誌面を紹介しそびれたままである(苦笑)。魚住さんがアポなしで取材したのは、高江の住人の安次嶺現達さんや、「高江座り込みテント村の週末の番人」こと阿部小涼・琉球大准教授、ちょうど取材で沖縄滞在中の沖縄出身の写真家・石川文洋さん、という存在感ある個性的な面々であった。関心のある方は、昨年秋以降のバックナンバーをお調べください(もし当時のコピーが見つかったら紹介したいと思いますが、あまり当てにされませぬように)。

今回は、まず沖縄国際大学での「4・28を前に琉球の主権回復を考える」シンポジウム。


このシンポに関して魚住さんがどう描かれるかはわからない。わたし自身は大いに共感を覚えるところも、少々疑問に感ずるところもあったが、主催者である「琉球民族独立総合研究学会」(現在設立準備の真っ最中)に関しては、現時点での批評は、確信犯的に避けたい。まだしばらくは、じっと見守らせていただく時期だと思っているがゆえ・・・。

それから普天間基地が見下ろせる嘉数高台(沖縄戦の激戦地)の展望台へ。
この時、オスプレイは4機だけ駐機していた。あとの8機が出払っているわけだが、韓国での米韓合同演習に数機出張中であることは、あとで詳しい方から教えてもらって知った。



それから辺野古へ向かった。







辺野古行きは魚住さんのご希望であったが、その日はちょうど土曜日でもあり、わたしは名護市瀬嵩の渡具知武清さんファミリーが毎週続けている「ピース・キャンドル」に久々に参加したかったので、魚住さんにもお付き合い願った。渡具知家の子供たちと久々に話せたし、思いのほか旧知の人、初対面のFB友達と会えたりして、なんともありがたい、不思議な「場」であった。





途中ではあるが、続きは、なるべく間を空けずにアップしたい。
きょうはこれから小一時間、夕暮れの海へワンコたち(クロエとポン)を連れて行きたいのである。

19時からプロボクシング中継があるし、20時からは子供の性虐待に関する番組がNHK・Eテレであるし、深夜にはNHKスペシャルの再放送で、井上ひさしの遺志を継いだ舞台「木の上の軍隊」についてのドキュメンタリーも視ねばならぬ。なんだかんだで、忙しい毎日ではある。

では、皆様、ごきげんよう。