2014年03月13日
東京の皆さん、石川真生さんの写真展『森花 夢の世界』、いよいよあと3日間です。
勝手に告知協力シリーズ。
「敬愛する表現者にして私生活では大恩人」の写真家・石川真生さんhttp://blog.livedoor.jp/ishikawamao/の写真展のことを、ブログにアップしていないことに気づいたわたくしめであります。
東京・六本木の禅フォト・ギャラリーで、3月15日まで。本日含め、残すところ3日間となりました。
http://www.zen-foto.jp/web/html/exhibition-current.html
*
先日この写真展と同タイトルの写真集『森花―夢の世界』(未来社)をわたしも購入したのだが、期待を裏切らぬ見事な出来栄えであった。
これは沖縄に生まれ沖縄に生き、沖縄の人たちを撮り続けている写真家・石川真生さん(60歳)と、やはり沖縄に生まれ育った若きアーティスト吉山森花さん(24歳)とのコラボレーションによって生み出された稀有なアート作品集である。
理屈抜きの立派なアートでありながら、一方では、森花さんの見た夢をひとつずつ現実の形にしていくことによって、森花さん自身を、森花さんと真生さんの心の交流を、紙の上にきっちり定着させた秀逸なドキュメンタリーなのだと言うこともできる。
森花さんは、この写真集に寄せた一文のなかでこんなふうに述べている(抜粋)。
《私は幼い頃から、自分がこの世に存在していることに罪の意識を感じていた》《高校生になると、早く死ななくてはいけないと思い始めた》《常に誰かに監視されていて、人を殺してしまう映像が頭の中に流れた》
《真生さんはそんな私を、それらも含めて認めてくれた初めての人だった》
《この作品に出るようになってから、自分を傷つけることがなくなった。生きている実感がする。自分の手を切って血を見ないと、自分がこの世に存在することが分からなかった私が、手を切らなくても分かるようになった。真生さんに出会っていなかったらどうなっていたかと想像すると、ゾッとする》
森花さんのこれからの、アーティストとしての才能の開花に要注目である。
これも疑いようのないリアルな「沖縄の貌」。
東京の皆さん、その目撃者となるために、ぜひ足をお運びください。
「敬愛する表現者にして私生活では大恩人」の写真家・石川真生さんhttp://blog.livedoor.jp/ishikawamao/の写真展のことを、ブログにアップしていないことに気づいたわたくしめであります。
東京・六本木の禅フォト・ギャラリーで、3月15日まで。本日含め、残すところ3日間となりました。
http://www.zen-foto.jp/web/html/exhibition-current.html
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先日この写真展と同タイトルの写真集『森花―夢の世界』(未来社)をわたしも購入したのだが、期待を裏切らぬ見事な出来栄えであった。
これは沖縄に生まれ沖縄に生き、沖縄の人たちを撮り続けている写真家・石川真生さん(60歳)と、やはり沖縄に生まれ育った若きアーティスト吉山森花さん(24歳)とのコラボレーションによって生み出された稀有なアート作品集である。
理屈抜きの立派なアートでありながら、一方では、森花さんの見た夢をひとつずつ現実の形にしていくことによって、森花さん自身を、森花さんと真生さんの心の交流を、紙の上にきっちり定着させた秀逸なドキュメンタリーなのだと言うこともできる。
森花さんは、この写真集に寄せた一文のなかでこんなふうに述べている(抜粋)。
《私は幼い頃から、自分がこの世に存在していることに罪の意識を感じていた》《高校生になると、早く死ななくてはいけないと思い始めた》《常に誰かに監視されていて、人を殺してしまう映像が頭の中に流れた》
《真生さんはそんな私を、それらも含めて認めてくれた初めての人だった》
《この作品に出るようになってから、自分を傷つけることがなくなった。生きている実感がする。自分の手を切って血を見ないと、自分がこの世に存在することが分からなかった私が、手を切らなくても分かるようになった。真生さんに出会っていなかったらどうなっていたかと想像すると、ゾッとする》
森花さんのこれからの、アーティストとしての才能の開花に要注目である。
これも疑いようのないリアルな「沖縄の貌」。
東京の皆さん、その目撃者となるために、ぜひ足をお運びください。