2009年07月13日
09夏・高校野球沖縄大会・6
わたくしめ、「速報」というのはやっぱり苦手のようで、すみません。
高校野球のブログ記事更新、またしても翌日になってしまいました。でも速報だけなら、いろんなWEBサイトで見られる時代です。当ブログの場合は、わたしなりの独自の「詳報」ですので、どうかご理解ください。
じつは2日つづけて、汗だくで帰宅してシャワーを浴び、ビール飲みつつメシ食って、ブログを書かぬまま沈没、という同じパターンにはまってしまったのです‥‥。
ブログを始めるとき、「俳優で人気ブロガー」(!)の友人が「酔っ払って気が大きくなっての更新は避けるように! シラフに戻ってから青くなるので」と言ってくれた、その忠告をちゃんと守ってもいるわけです。
おかげで昨夜のわたくしめ、ほとんど毎週見ている「Ryuスポ」(RBC琉球放送が誇る日曜深夜のローカル・スポーツ番組)の録画セットさえできぬまま、いつしか深いふかい眠りの海へと落ちていきました。
余談ですが、昨日記者席で、「Ryuスポ」の宮城すずのキャスターと一緒だっただけに、かなり心残りであります。きのうは普段むさくるしい記者席に、さわやかな華やいだ風が吹き抜けていました。宮城すずのさんのほかにもQAB琉球朝日放送のスポーツ担当キャスター河合麗子さんがいて、そしてふたりとも、マイク片手にしっかり取材をする人なので、わたしも同じ現場にいて、いい刺激を受けました(本日夕方のQAB「ステーションQ」スポーツコーナーも必見だ)。次の「Team47 press」の特集記事も、いい内容にしなくてはいかんぞ、と思ったりしましたです、はい‥‥。
それから言い訳をひとつ。きのうの朝は、野球場へ出かける直前にあわててブログ更新したもので、誤字脱字が目立ちました。今朝訂正しましたが、昨日のうちに読んでくれたみなさん、大変失礼いたしました。何事も、余裕をもって取り組まないといけませんね。以後、気をつけます。
さてさて、昨日7月12日(日)、全国高校野球選手権沖縄大会・準々決勝の4試合、無事終わって、早くも沖縄のベスト4が決まったわけなんですね。
今週土曜日(来週ではなくて今週なんですね)の準決勝に残ったのは興南高校、沖縄水産高校、八重山商工高校、中部商業高校、の4校であります。沖縄県民以外の野球ファンにも、馴染みのある校名のはず。戦国時代の実力校。ここまで来たら、どこが優勝してもおかしくありません。
今週(来週ではなくて!)の土日に、準決勝と決勝です。たまりませんねー。心理は、遠足待ちきれぬ小学一年生状態です。
では、例によって、昨日の結果のおさらいです。
得点と勝者は以下のとおり。
《北谷公園野球場》
①浦添工業vs興南→3対0で興南。
②沖縄水産vs本部→2対1で沖縄水産。
《宜野湾市立野球場》
①八重山商工vs那覇商→7対0で八重山商工(8回コールド)
②中部商業vsコザ→7対1で中部商業。
つづいて取材リポートです。
*
宜野湾の2試合をしかと見届けてきた。
まず第一試合。八重山商工・先発の花城直将の「打たせて取る」好投が印象に残った。
試合後の本人の言葉。
「0点で抑えるというのは、難しいことなので、それができてよかったと思います。きようは、長打を打たれないように気をつけました。でも、課題はあります。やっぱりまだ球が高めに浮いているので、そこを修正しないといけません」
この前ノーヒットノーランを達成したばかりの投手とは思えないほど、謙虚で冷静な姿勢。高ぶり、驕る心配は、まるでなさそうである。
今大会の八重山商工にとって、花城君の安定感は、非常に心強い。
いつも選手に対して辛口の伊志嶺吉盛監督も珍しく、この日の花城君に対しては高い評価を与えていた。
「花城が頑張っていると思います。決してよくない出来のなかで、それなりに頑張っている。しかしチーム全体を見ると、まだまだミスが多い。前半あまりにもたついてましたからね。例えば、来るとわかっている球種なのに打てない。ひとりでエラーをしているやつもいる。我慢して4番でショートを任せているのに、ノミの心臓だから困る。それから1番の大嶺。(きょうは3安打でしたが、と水を向けても)大事なところで打てなければ駄目ですよ(4回表、2アウト1-3塁のチャンスにサードゴロに打ち取られた場面を指す)。そのために(打席機会の多い)1番に置いているんだから」
わたしは、控え選手をいつでも起用できる強みについて、水を向けた。
まず、控え投手の宮城兄利康を8回に登板させたこと。宮城は期待に応えて那覇商を三者凡退に打ち取り、コールド勝ちを成立させた。
「彼は、この大会全然なげてなかったからねー」
というひと言。監督は、相手チームに失礼のないように「余裕があったから、試合のマウンドを経験させた」という言葉を、あえて飲み込んでいるように見えた。
宮城のみならず、3年生のベンチメンバーで、今大会まだ出場機会のなかった選手が、きょうはそれぞれ代打と守備で起用された。
まずは、新チームになってから、2年生捕手の田中貴也にマスクを譲り、ブルペン捕手を務めてきている前原健人が、7回3点を奪ったあと、代打で登場。思い切りのよいスイングで、見事、レフト前にクリーンヒットを放った。
そして、いつも3塁ベースコーチとして重要な役割を果たしている真謝祐太朗が、8回裏、サードの守備につき、本大会に選手として、足跡を残すことができた。
打球こそ飛んでこなかったが、ボール回しで声を張り上げ、生き生きと動いていた。
監督いわく、「彼らも3年生として、やるべきことをやってきているメンバーなのでね。出られる場面があって、よかったです」
那覇商には悪いけれども、やはり最後は伊志嶺監督の側に圧倒的にゆとりが生まれた、と認めるべきであろう。
わたしとしては決して多いことではないのだが、敗者である那覇商業・平良隆訓監督にもコメントを求めた。
「自分たちの野球ができなかったかな、と思います。わたしも送りバントさせるべきところ、ちゃんとできなかったなどの反省点があります。伊志嶺監督には、脱帽です。いろんな策を繰り出してきて、さすが、でした」
そこへ、伊志嶺監督が挨拶に現れた。互いに労をねぎらってから、平良監督がちょっぴり悔しそうに呟いた。
「6回のウチのいい当たりを取られたのが痛かったですね。ライトの選手(天願陽介)がいいとこに守ってましたねー」
2対0で迎えた6回裏、2アウト2-3塁の、追い上げのための絶好のチャンス。那覇商の3番大城潤の打球が好捕されて、無得点で終わった場面のことだ。
「あれは大きかった。たしかにいいとこに居たよ。(試合の流れは)あれで決まったようなもんだね」
と伊志嶺監督も答えていたが、本当に、次の7回は、一気に八重山商工へ流れが傾いたのである。平良監督が別れ際にエールを送った。
「次は、興南ですか。がんばって下さい」
「そうだね、1点ぐらい取れるかなー、わっはっは」
この謙遜のジョークは、伊志嶺監督が、好投手を擁する強豪チームに対して、間違いなく闘志を燃やしている証といってよい(笑)。
本当に、今週土曜日の試合が楽しみである。
第二試合。わたしは、沖縄尚学、宮古、八重山と、実力校を次々に倒してきたコザの強さが、いったいどのへんにあるのか、注目した(本大会、非常に気になりながら、ここまでコザの試合を観ることができなかった)。
しかし、結論から言えば、攻撃において、あまりにも淡白な策がつづき、自らチャンスを潰した、という印象が残ってしまった。
主導権はあなたにあげます、と言われたかたちの中部商業が、勢いに乗るのは時間の問題だった。終わってみれば、7対1と点差が開き、中部商の貫録勝ち。
だが、盛根一美監督は、試合後も気を引きしめていた。
「根間君は、我慢してよく踏ん張り、丁寧に投げてくれました。きょう(の勝因)は、あくまでも彼の踏ん張り、ですね。(暴投振り逃げで)1点とられたのは、もったいない失点でした。根間君にも、ナイスピッチングと伝えたうえで、これからはフォアボールやミスは駄目だぞ、と伝えました。野手もエラーがありましたし、3番4番バッターにも、相手の投手を早めに叩いてほしいと思いますね。勝負に対して、もっと気迫を持たないといけません。次の試合、もっと必死になってやりたいと思います」
好投の根間孝太投手の弁。
「最初は投げ急いでいた感じだったんですが、それも6回ぐらいから直って、よくなっていきました。自分では70点ぐらいの出来だと思います。(次も好投手同士の投げ合いになることに関して)気合だけは負けないようにしたいと思います。技術よりも、いつも気持ちだけは負けないようにしているつもりです。次は、打たせて取るピッチングを心がけたいです」
昨日お会いできなかった、興南・我喜屋優監督、沖縄水産・宜保政則監督も含めて、各チームの指導者は、強豪同士の大事な試合では、ひとつのミスが命とりになると意識しているはずである。
おそらくは、最後まで平常心で、持てる力を出し切れるチームが、甲子園への切符をつかむことになる。
そして、この激戦区・沖縄を勝ち抜いたチームは、やはり甲子園でも堂々たる戦いができるはずである。
*
ああ、本当に週末が待ち遠しい。
準決勝は、北谷公園野球場で、7月18日(土)10時プレーボール。
第一試合、八重山商工vs興南。
第二試合、中部商業vs沖縄水産。
翌日の日曜日には、決勝戦が行われます。
今週は、まさにチムワサワサ~しつつ仕事することになります。
ところで、東京都議選の結果、予測どおり(または予想以上?)の結果になりました。
どうやらわたしたちは今、時代の変わり目に生きているようです。
基地問題はじめ、沖縄に対する中央側の「アメとムチ」政策も、きちんと見直される時代が到来するのかもしれません。
ゴルフの全米女子オープンでは、宮里藍選手、頑張りましたね。日を追うごとに調子をあげて、なんと終わってみたら6位タイ。さすがでした。メンタル面の安定感も、テレビ映像を通じて、しっかり伝わってきましたね。
宮里美香選手は、カットラインギリギリで予選通過してましたね。そして4日間、難コースの中で奮闘したことは、必ずや彼女自身の肥やしとなることでしょう。まだプロデビュー1年目(しかも日本を飛び越えて、いきなりのアメリカデビューの1年目)の19歳、今後にますます期待しましょう。
では、きょうも良き一日になりますように!
高校野球のブログ記事更新、またしても翌日になってしまいました。でも速報だけなら、いろんなWEBサイトで見られる時代です。当ブログの場合は、わたしなりの独自の「詳報」ですので、どうかご理解ください。
じつは2日つづけて、汗だくで帰宅してシャワーを浴び、ビール飲みつつメシ食って、ブログを書かぬまま沈没、という同じパターンにはまってしまったのです‥‥。
ブログを始めるとき、「俳優で人気ブロガー」(!)の友人が「酔っ払って気が大きくなっての更新は避けるように! シラフに戻ってから青くなるので」と言ってくれた、その忠告をちゃんと守ってもいるわけです。
おかげで昨夜のわたくしめ、ほとんど毎週見ている「Ryuスポ」(RBC琉球放送が誇る日曜深夜のローカル・スポーツ番組)の録画セットさえできぬまま、いつしか深いふかい眠りの海へと落ちていきました。
余談ですが、昨日記者席で、「Ryuスポ」の宮城すずのキャスターと一緒だっただけに、かなり心残りであります。きのうは普段むさくるしい記者席に、さわやかな華やいだ風が吹き抜けていました。宮城すずのさんのほかにもQAB琉球朝日放送のスポーツ担当キャスター河合麗子さんがいて、そしてふたりとも、マイク片手にしっかり取材をする人なので、わたしも同じ現場にいて、いい刺激を受けました(本日夕方のQAB「ステーションQ」スポーツコーナーも必見だ)。次の「Team47 press」の特集記事も、いい内容にしなくてはいかんぞ、と思ったりしましたです、はい‥‥。
それから言い訳をひとつ。きのうの朝は、野球場へ出かける直前にあわててブログ更新したもので、誤字脱字が目立ちました。今朝訂正しましたが、昨日のうちに読んでくれたみなさん、大変失礼いたしました。何事も、余裕をもって取り組まないといけませんね。以後、気をつけます。
さてさて、昨日7月12日(日)、全国高校野球選手権沖縄大会・準々決勝の4試合、無事終わって、早くも沖縄のベスト4が決まったわけなんですね。
今週土曜日(来週ではなくて今週なんですね)の準決勝に残ったのは興南高校、沖縄水産高校、八重山商工高校、中部商業高校、の4校であります。沖縄県民以外の野球ファンにも、馴染みのある校名のはず。戦国時代の実力校。ここまで来たら、どこが優勝してもおかしくありません。
今週(来週ではなくて!)の土日に、準決勝と決勝です。たまりませんねー。心理は、遠足待ちきれぬ小学一年生状態です。
では、例によって、昨日の結果のおさらいです。
得点と勝者は以下のとおり。
《北谷公園野球場》
①浦添工業vs興南→3対0で興南。
②沖縄水産vs本部→2対1で沖縄水産。
《宜野湾市立野球場》
①八重山商工vs那覇商→7対0で八重山商工(8回コールド)
②中部商業vsコザ→7対1で中部商業。
つづいて取材リポートです。
*
宜野湾の2試合をしかと見届けてきた。
まず第一試合。八重山商工・先発の花城直将の「打たせて取る」好投が印象に残った。
試合後の本人の言葉。
「0点で抑えるというのは、難しいことなので、それができてよかったと思います。きようは、長打を打たれないように気をつけました。でも、課題はあります。やっぱりまだ球が高めに浮いているので、そこを修正しないといけません」
この前ノーヒットノーランを達成したばかりの投手とは思えないほど、謙虚で冷静な姿勢。高ぶり、驕る心配は、まるでなさそうである。
今大会の八重山商工にとって、花城君の安定感は、非常に心強い。
いつも選手に対して辛口の伊志嶺吉盛監督も珍しく、この日の花城君に対しては高い評価を与えていた。
「花城が頑張っていると思います。決してよくない出来のなかで、それなりに頑張っている。しかしチーム全体を見ると、まだまだミスが多い。前半あまりにもたついてましたからね。例えば、来るとわかっている球種なのに打てない。ひとりでエラーをしているやつもいる。我慢して4番でショートを任せているのに、ノミの心臓だから困る。それから1番の大嶺。(きょうは3安打でしたが、と水を向けても)大事なところで打てなければ駄目ですよ(4回表、2アウト1-3塁のチャンスにサードゴロに打ち取られた場面を指す)。そのために(打席機会の多い)1番に置いているんだから」
わたしは、控え選手をいつでも起用できる強みについて、水を向けた。
まず、控え投手の宮城兄利康を8回に登板させたこと。宮城は期待に応えて那覇商を三者凡退に打ち取り、コールド勝ちを成立させた。
「彼は、この大会全然なげてなかったからねー」
というひと言。監督は、相手チームに失礼のないように「余裕があったから、試合のマウンドを経験させた」という言葉を、あえて飲み込んでいるように見えた。
宮城のみならず、3年生のベンチメンバーで、今大会まだ出場機会のなかった選手が、きょうはそれぞれ代打と守備で起用された。
まずは、新チームになってから、2年生捕手の田中貴也にマスクを譲り、ブルペン捕手を務めてきている前原健人が、7回3点を奪ったあと、代打で登場。思い切りのよいスイングで、見事、レフト前にクリーンヒットを放った。
そして、いつも3塁ベースコーチとして重要な役割を果たしている真謝祐太朗が、8回裏、サードの守備につき、本大会に選手として、足跡を残すことができた。
打球こそ飛んでこなかったが、ボール回しで声を張り上げ、生き生きと動いていた。
監督いわく、「彼らも3年生として、やるべきことをやってきているメンバーなのでね。出られる場面があって、よかったです」
那覇商には悪いけれども、やはり最後は伊志嶺監督の側に圧倒的にゆとりが生まれた、と認めるべきであろう。
わたしとしては決して多いことではないのだが、敗者である那覇商業・平良隆訓監督にもコメントを求めた。
「自分たちの野球ができなかったかな、と思います。わたしも送りバントさせるべきところ、ちゃんとできなかったなどの反省点があります。伊志嶺監督には、脱帽です。いろんな策を繰り出してきて、さすが、でした」
そこへ、伊志嶺監督が挨拶に現れた。互いに労をねぎらってから、平良監督がちょっぴり悔しそうに呟いた。
「6回のウチのいい当たりを取られたのが痛かったですね。ライトの選手(天願陽介)がいいとこに守ってましたねー」
2対0で迎えた6回裏、2アウト2-3塁の、追い上げのための絶好のチャンス。那覇商の3番大城潤の打球が好捕されて、無得点で終わった場面のことだ。
「あれは大きかった。たしかにいいとこに居たよ。(試合の流れは)あれで決まったようなもんだね」
と伊志嶺監督も答えていたが、本当に、次の7回は、一気に八重山商工へ流れが傾いたのである。平良監督が別れ際にエールを送った。
「次は、興南ですか。がんばって下さい」
「そうだね、1点ぐらい取れるかなー、わっはっは」
この謙遜のジョークは、伊志嶺監督が、好投手を擁する強豪チームに対して、間違いなく闘志を燃やしている証といってよい(笑)。
本当に、今週土曜日の試合が楽しみである。
第二試合。わたしは、沖縄尚学、宮古、八重山と、実力校を次々に倒してきたコザの強さが、いったいどのへんにあるのか、注目した(本大会、非常に気になりながら、ここまでコザの試合を観ることができなかった)。
しかし、結論から言えば、攻撃において、あまりにも淡白な策がつづき、自らチャンスを潰した、という印象が残ってしまった。
主導権はあなたにあげます、と言われたかたちの中部商業が、勢いに乗るのは時間の問題だった。終わってみれば、7対1と点差が開き、中部商の貫録勝ち。
だが、盛根一美監督は、試合後も気を引きしめていた。
「根間君は、我慢してよく踏ん張り、丁寧に投げてくれました。きょう(の勝因)は、あくまでも彼の踏ん張り、ですね。(暴投振り逃げで)1点とられたのは、もったいない失点でした。根間君にも、ナイスピッチングと伝えたうえで、これからはフォアボールやミスは駄目だぞ、と伝えました。野手もエラーがありましたし、3番4番バッターにも、相手の投手を早めに叩いてほしいと思いますね。勝負に対して、もっと気迫を持たないといけません。次の試合、もっと必死になってやりたいと思います」
好投の根間孝太投手の弁。
「最初は投げ急いでいた感じだったんですが、それも6回ぐらいから直って、よくなっていきました。自分では70点ぐらいの出来だと思います。(次も好投手同士の投げ合いになることに関して)気合だけは負けないようにしたいと思います。技術よりも、いつも気持ちだけは負けないようにしているつもりです。次は、打たせて取るピッチングを心がけたいです」
昨日お会いできなかった、興南・我喜屋優監督、沖縄水産・宜保政則監督も含めて、各チームの指導者は、強豪同士の大事な試合では、ひとつのミスが命とりになると意識しているはずである。
おそらくは、最後まで平常心で、持てる力を出し切れるチームが、甲子園への切符をつかむことになる。
そして、この激戦区・沖縄を勝ち抜いたチームは、やはり甲子園でも堂々たる戦いができるはずである。
*
ああ、本当に週末が待ち遠しい。
準決勝は、北谷公園野球場で、7月18日(土)10時プレーボール。
第一試合、八重山商工vs興南。
第二試合、中部商業vs沖縄水産。
翌日の日曜日には、決勝戦が行われます。
今週は、まさにチムワサワサ~しつつ仕事することになります。
ところで、東京都議選の結果、予測どおり(または予想以上?)の結果になりました。
どうやらわたしたちは今、時代の変わり目に生きているようです。
基地問題はじめ、沖縄に対する中央側の「アメとムチ」政策も、きちんと見直される時代が到来するのかもしれません。
ゴルフの全米女子オープンでは、宮里藍選手、頑張りましたね。日を追うごとに調子をあげて、なんと終わってみたら6位タイ。さすがでした。メンタル面の安定感も、テレビ映像を通じて、しっかり伝わってきましたね。
宮里美香選手は、カットラインギリギリで予選通過してましたね。そして4日間、難コースの中で奮闘したことは、必ずや彼女自身の肥やしとなることでしょう。まだプロデビュー1年目(しかも日本を飛び越えて、いきなりのアメリカデビューの1年目)の19歳、今後にますます期待しましょう。
では、きょうも良き一日になりますように!
Posted by watanatsu at 11:44
│高校野球
この記事へのコメント
都議選で世田谷の桜上水のパン屋、行革110番の
後藤さんが落選してしまいました。
後藤さんが落選してしまいました。
Posted by トヨマ at 2009年07月13日 13:01
トヨマさん
読んでくれてたとは知りませんでした。
どうもありがとう。
不勉強なわたしとしては、思わず
ネット検索して調べてましいましたが、
この落選してしまった都議、「後藤雄一さん」に対する評価が
いったいどれぐらいのものだったのか、
あまりわからず仕舞いでした。
ただ、トヨマさんの謎かけの意味は、
少しわかるような気がしました。
「ムード」で民主党になだれ現象が起きるだけなら、
これはよろしくないんじゃないか、という意味でしょう?
それじゃあ、郵政解散で小泉自民党が圧勝したときと、
似たようなもんじゃないか。。。と。
複眼的思考を促そうとするコメント、大歓迎です。
わたしもあらゆるファシズムが嫌いなので。。。
ちょっと深読みしてみた、わたくしめでした。
これからもよろしく!
読んでくれてたとは知りませんでした。
どうもありがとう。
不勉強なわたしとしては、思わず
ネット検索して調べてましいましたが、
この落選してしまった都議、「後藤雄一さん」に対する評価が
いったいどれぐらいのものだったのか、
あまりわからず仕舞いでした。
ただ、トヨマさんの謎かけの意味は、
少しわかるような気がしました。
「ムード」で民主党になだれ現象が起きるだけなら、
これはよろしくないんじゃないか、という意味でしょう?
それじゃあ、郵政解散で小泉自民党が圧勝したときと、
似たようなもんじゃないか。。。と。
複眼的思考を促そうとするコメント、大歓迎です。
わたしもあらゆるファシズムが嫌いなので。。。
ちょっと深読みしてみた、わたくしめでした。
これからもよろしく!
Posted by natsuhiko watase
at 2009年07月13日 20:56

いつも渡瀬さんの詳報は楽しみにしています!
本当に沖縄の甲子園への切符は、ベスト8から どこが取ってもおかしくないレベルで いかに沖縄を勝ち抜くのが難しいかを感じますね!
ヘタしたら本番の甲子園よりも見応えのある試合続きで、今週末も非常に楽しみです♪(BBQやっているんですけどね(笑))
今年はやはり投手力が目立ちますね、打線では唯一「中部商」が抜けている感じがしますけど、やはり最後は自分達の野球に持ち込んだ所勝ちですよね!
いや~こんなに面白い予選がある沖縄で幸せです!
もう 県選抜で!・・・って思ってしまう今日この頃・・
(┳◇┳)
ちなみに・・本当に凄いのは そんな強豪高が多い=素晴らしい指導者が多い沖縄って・・・
( ̄○ ̄;)
本当に沖縄の甲子園への切符は、ベスト8から どこが取ってもおかしくないレベルで いかに沖縄を勝ち抜くのが難しいかを感じますね!
ヘタしたら本番の甲子園よりも見応えのある試合続きで、今週末も非常に楽しみです♪(BBQやっているんですけどね(笑))
今年はやはり投手力が目立ちますね、打線では唯一「中部商」が抜けている感じがしますけど、やはり最後は自分達の野球に持ち込んだ所勝ちですよね!
いや~こんなに面白い予選がある沖縄で幸せです!
もう 県選抜で!・・・って思ってしまう今日この頃・・
(┳◇┳)
ちなみに・・本当に凄いのは そんな強豪高が多い=素晴らしい指導者が多い沖縄って・・・
( ̄○ ̄;)
Posted by 焼鳥大将 at 2009年07月14日 02:39
郵政解散のときはとにかく小泉自民党、
今回は、とにかく政権交代。
渡瀬さん分析のとおりです。
民主の風が吹きやすい世田谷のようなところは、
ひとり会派、オンブズマンなんてふっとばされて
しまいました。でも都知事はじめ都職員は、
彼の落選には心底ホッとしてると思いますよ。
予選は本当に面白いですよね。
今後もブログ楽しみにしています。
今回は、とにかく政権交代。
渡瀬さん分析のとおりです。
民主の風が吹きやすい世田谷のようなところは、
ひとり会派、オンブズマンなんてふっとばされて
しまいました。でも都知事はじめ都職員は、
彼の落選には心底ホッとしてると思いますよ。
予選は本当に面白いですよね。
今後もブログ楽しみにしています。
Posted by トヨマ at 2009年07月14日 11:52
皆さん、お忙しい中コメントありがとうございます。
焼鳥大将さん
栽監督がご健在のころは、沖縄水産が「県選抜」チームの
性格を帯びていたかもしれませんね。ご指摘のとおり、
今、複数の学校に素晴らしい指導者がいるがゆえの「戦国時代」。
一校に有望な選手が集中していないのは、むしろ健全だと思います。
わたしなんか、この状態、充分楽しませてもらってます。
ところで、わたし、こう思うんです。
ほんとに沖縄が凄いのは、焼鳥大将さんのように、
野球にやたらと詳しくて、気持ちの熱いファンが多い!
ところではないかしらん? と。
7月19日のBBQはお店にとっての重要なイベントとお察しします。
決勝戦のテレビ中継、ぜひ録画セットしてお出かけください(笑)。
トヨマさん
わかりやすい説明をありがとうございました。
やはり世田谷の後藤さんは、都知事や都庁職員のお目付け役
として、オンブズマンとして、貴重な役割を果たしていたわけですね。
そういう人が「政権交代」の風に吹き飛ばされてしまう、って
これはやはり皮肉としか言いようがありませんね。
こうなったらいっそ、トヨマさんが、都議選に出るとか。。。(?)
いずれにしても、これからもご意見よろしく、でございます。
焼鳥大将さん
栽監督がご健在のころは、沖縄水産が「県選抜」チームの
性格を帯びていたかもしれませんね。ご指摘のとおり、
今、複数の学校に素晴らしい指導者がいるがゆえの「戦国時代」。
一校に有望な選手が集中していないのは、むしろ健全だと思います。
わたしなんか、この状態、充分楽しませてもらってます。
ところで、わたし、こう思うんです。
ほんとに沖縄が凄いのは、焼鳥大将さんのように、
野球にやたらと詳しくて、気持ちの熱いファンが多い!
ところではないかしらん? と。
7月19日のBBQはお店にとっての重要なイベントとお察しします。
決勝戦のテレビ中継、ぜひ録画セットしてお出かけください(笑)。
トヨマさん
わかりやすい説明をありがとうございました。
やはり世田谷の後藤さんは、都知事や都庁職員のお目付け役
として、オンブズマンとして、貴重な役割を果たしていたわけですね。
そういう人が「政権交代」の風に吹き飛ばされてしまう、って
これはやはり皮肉としか言いようがありませんね。
こうなったらいっそ、トヨマさんが、都議選に出るとか。。。(?)
いずれにしても、これからもご意見よろしく、でございます。
Posted by natsuhiko watase
at 2009年07月14日 17:45
