2014年03月30日
極私的「沖縄尚学野球部・取材日記」
ご無沙汰いたしました。
3月24日の夜の便で那覇から関西空港へ向かい、3月25日に甲子園入りしています。
*
25日には、奄美大島から初の甲子園出場を果たした大島高校(21世紀枠)の試合を観戦。
結果は龍谷大平安に2対16と大敗。実力の差が明らかな結果となりましたが、しかし、試合中盤までは互角の勝負。
伸び伸びと甲子園の大舞台の雰囲気を楽しんでいるナインの姿が印象的でした。彼らへのスタンドからの拍手・声援にも温かさがありました。
こちらも楽しませてもらいました。
大敗してなお、大島ナイン・関係者の皆さんには、おめでとう!!の言葉を贈りたい気分です。
今回の甲子園入りにおいて当初の「究極の目的」は、もちろん「沖縄尚学vs.美里工業」という昨秋の九州大会と同じ、「夢の決勝戦」を観戦することにありました。
野球に限らずスポーツの勝敗予想に絶対はありませんが、九州大会準優勝の実力チーム・美里工業の初戦敗退(関東一に2対4で終盤逆転負け)は、わたしの想定シナリオにこれっぽっちも含まれていませんでした。途中まで試合を支配していただけに、本当にもったいなかったなぁ、というのが率直な感想であり、事実を認めるには辛さもありました(2回戦以降の雄姿を楽しみにしていたわけで)。
でも、今は気持ちを切り替えて毎日を過ごしています。半分は美里工業に向けるはずだったエネルギーも、沖縄尚学への(応援の気持ちを込めた)取材に傾注しています。
26日からは沖縄尚学野球部への取材優先のスケジュール。
26日、じつは試合前日練習の見学・取材のつもりが、降雨のため試合日程順延が大会本部から発表され、その日は大阪府内の山の中の(オーバーでなく・・人里離れた霞たなびく「別世界」でした)某室内練習場で、彼らの練習に立ち会いました。



エース山城大智は60球以上投げ込んで好仕上がり。他の投手たち(野手兼任も複数います)も入念に投げ込んでいました。
チーム全体のムードも、緊張とリラックスのバランスがちょうどよい塩梅に見えました。
練習後、わたしは山城大智と久しぶりに挨拶程度の会話を交わしました。神宮大会優勝のときには取材に行けていないので、間近に接するのは秋の九州大会以来です。
「(日程が)雨で延びたことは、相手の研究や自分の調整のできる時間が1日増えたと、プラスに考えたいと思います」
彼本来の「穏やかさの中にも静かに闘志の炎を燃やしている」姿がそこにありましたが、受け答えにもあどけなさが薄れて、大人っぽいたくましさが目立つようになっていました。
比嘉公也監督の投手陣・野手陣すべての選手に目配りの行き届いた細やかなアドバイス、伊志嶺大吾コーチの具体的なバッティング指導、トレーナー陣のきめのこまかいコンディショニング指導、すべてが印象的でした。
見学初日から「総合力」のレベルの高さが伝わってきたものです。
おっと、ここで、本日の沖尚の練習場所と時間の変更が判明。
このところ当方の側も、阪神地区の宿が取りにくくジプシー滞在で落ち着かなかったり、じつは小さなアクシデントがいくつか起きていたりするのですが、本日30日の練習も、雨の影響で室内練習場へ変更となりました。
午後の予定が午前からになったので、急遽わたしもその場所へ向かいます。
27日、試合前日練習、そして28日の対白鷗大足利戦、29日の練習等については、追って書きましょう。
あしからず、ゆたさるぐとぅ うにげーさびら(よろしくお願いいたします)。
3月24日の夜の便で那覇から関西空港へ向かい、3月25日に甲子園入りしています。
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25日には、奄美大島から初の甲子園出場を果たした大島高校(21世紀枠)の試合を観戦。
結果は龍谷大平安に2対16と大敗。実力の差が明らかな結果となりましたが、しかし、試合中盤までは互角の勝負。
伸び伸びと甲子園の大舞台の雰囲気を楽しんでいるナインの姿が印象的でした。彼らへのスタンドからの拍手・声援にも温かさがありました。
こちらも楽しませてもらいました。
大敗してなお、大島ナイン・関係者の皆さんには、おめでとう!!の言葉を贈りたい気分です。
今回の甲子園入りにおいて当初の「究極の目的」は、もちろん「沖縄尚学vs.美里工業」という昨秋の九州大会と同じ、「夢の決勝戦」を観戦することにありました。
野球に限らずスポーツの勝敗予想に絶対はありませんが、九州大会準優勝の実力チーム・美里工業の初戦敗退(関東一に2対4で終盤逆転負け)は、わたしの想定シナリオにこれっぽっちも含まれていませんでした。途中まで試合を支配していただけに、本当にもったいなかったなぁ、というのが率直な感想であり、事実を認めるには辛さもありました(2回戦以降の雄姿を楽しみにしていたわけで)。
でも、今は気持ちを切り替えて毎日を過ごしています。半分は美里工業に向けるはずだったエネルギーも、沖縄尚学への(応援の気持ちを込めた)取材に傾注しています。
26日からは沖縄尚学野球部への取材優先のスケジュール。
26日、じつは試合前日練習の見学・取材のつもりが、降雨のため試合日程順延が大会本部から発表され、その日は大阪府内の山の中の(オーバーでなく・・人里離れた霞たなびく「別世界」でした)某室内練習場で、彼らの練習に立ち会いました。
エース山城大智は60球以上投げ込んで好仕上がり。他の投手たち(野手兼任も複数います)も入念に投げ込んでいました。
チーム全体のムードも、緊張とリラックスのバランスがちょうどよい塩梅に見えました。
練習後、わたしは山城大智と久しぶりに挨拶程度の会話を交わしました。神宮大会優勝のときには取材に行けていないので、間近に接するのは秋の九州大会以来です。
「(日程が)雨で延びたことは、相手の研究や自分の調整のできる時間が1日増えたと、プラスに考えたいと思います」
彼本来の「穏やかさの中にも静かに闘志の炎を燃やしている」姿がそこにありましたが、受け答えにもあどけなさが薄れて、大人っぽいたくましさが目立つようになっていました。
比嘉公也監督の投手陣・野手陣すべての選手に目配りの行き届いた細やかなアドバイス、伊志嶺大吾コーチの具体的なバッティング指導、トレーナー陣のきめのこまかいコンディショニング指導、すべてが印象的でした。
見学初日から「総合力」のレベルの高さが伝わってきたものです。
おっと、ここで、本日の沖尚の練習場所と時間の変更が判明。
このところ当方の側も、阪神地区の宿が取りにくくジプシー滞在で落ち着かなかったり、じつは小さなアクシデントがいくつか起きていたりするのですが、本日30日の練習も、雨の影響で室内練習場へ変更となりました。
午後の予定が午前からになったので、急遽わたしもその場所へ向かいます。
27日、試合前日練習、そして28日の対白鷗大足利戦、29日の練習等については、追って書きましょう。
あしからず、ゆたさるぐとぅ うにげーさびら(よろしくお願いいたします)。