2009年09月14日
やんばるドライブで、リフレッシュ。
昨日日曜日は、オフの気分転換を兼ねて、やんばるへドライブをしてきました。
取材と関係のない遠距離ドライブは、いったいいつ以来でしょうか。思い出せないぐらい久しぶり。珍しくオフが重なったわがパートナーと、彼女の家族にも付き合ってもらいました。
那覇から名護へ向かう高速道路で、今季の諸見里しのぶ選手の強さについて助手席に話を振ると、「きっと、いい恋してるはず!」という答え。なんという決めつけ!。でも、その女の勘、意外と当たっているのかも(笑)。。。たしかに、このところのしのぶ選手のメンタルの安定感、ラウンド中にもおのずと漂わせている「しあわせのオーラ」とでも呼ぶべき気配を見れば、公私共に(!)充実しているはず、と言いたくもなりますね。
やがて名護21世紀の森体育館に到着。出発時、那覇の空は怪しい雲行きだったのですが、名護は晴れています。
パートナーと家族は、もっぱら女子の戦いに関心がある様子。わたしのお目当ては、伊良部高校男子バレー部です。二枚看板のポイントゲッター、上地将貴君、久貝恭平君、セッター前原康秀君といった現在の3年生主力メンバーが中学卒業前の時期、わたしは伊良部島の佐良浜中学を訪ねて、取材させてもらっています(記事はJTA機内誌「Coralway」2007年若夏号に掲載)。そう言えば、上地君のお宅では、食事までご馳走になり、コーチを務めるお父さんやお父さんのバレー仲間の方たちから、「オトーリ」の洗礼も受けましたっけ。
離島・宮古のそのまた離島、伊良部島の少年たちが、なぜこんなに強いのか。
当時書いたのは、伝統の秘密の一端を明らかにする記事だったわけですが、しかし彼らが高校生となり、県大会で優勝するなど、その活躍ぶりが盛んに報道されるようになっても、なかなかこちらのタイミングが合わず、彼らの試合を一度も生で観戦したことがありませんでした。
だから、この高校最後の大会での彼らの雄姿を、ぜひともこの眼に焼き付けておきたかったのです。
取材ではありませんから、わたしはただただ観客の一人として、2階席最前列に陣取り、じっと見つめ、拍手を送り続けました。
きょうの新聞記事を見て、決勝戦の相手・西原高校は、2年、1年の新チームに代替わりしており、一方伊良部高校は、2連覇狙いと新人大会のシード権獲得のために、練習不足が否めない状態を承知で、実力者揃いの3年生中心のチームで臨んでいたのだと、わかりました。
わたしにとってはラッキーというべき事実でした。だってわたしは、3年生主体の、このチームを見たかったのですから。
上地将貴の全身バネというしかない、ジャンプ力は健在でした(驚異的な距離を跳ぶバックアタックも見せてくれました!)。久貝恭平の高い位置から打ち下ろすスパイクも見事。前原康秀のトスワークの妙にも唸らされました。
皆の呼吸のあったチーム力。そして何よりいいのは、伸びのびとバレーを楽しんでいる、その姿勢。ああ、これが、「県内に敵なし」の黄金チームの真骨頂なのだなぁ、と納得できた次第です。観ていて楽しくなる、素晴らしいチームでした。彼らに、心からありがとう、と言いたくなりました。
体育館はやっぱり、めちゃくちゃ暑かったけれども、高校生たちの懸命な戦いぶりに接することができて大満足。いい「気」をもらいました。
この日は選手たちに挨拶することも遠慮し、純粋に観客として、清々しい気持ちのまま、体育館をあとにしました。
それから、せっかくだからと、本部半島をドライブ。あまりにも有名になってしまって、いつも駐車場がレンタカーでいっぱいの、海を見下ろせる高台のピザ屋さんで食事し(この店、すいているころから知っているので、最近は混みすぎて恨めしい気分になっていたのですが、この日はすいていて、快適な時間をすごせました。インフルエンザの影響で観光客が減っているのか。それとも、エイサーまつりに集中したのか、理由が定かではないので、一概に喜べませんが)、さらに瀬底島まで足を伸ばし、深呼吸して帰ってきました。
瀬底島から、先ほどまでわたしたちのいた本部の丘を見やると、一帯が雨で煙り、その手前には、きれいな虹がかかっていました。
この日の沖縄は、各所でカタブイ(にわか雨)だらけだったのですが、わたしたちの行く場所だけは、いつでも晴れてくれていました。ほんとに雨のほうが、わたしたちを避けてくれていたみたい。日ごろの行いがいいからかねー(笑)。
帰路はまた、名護から那覇まで高速をまっしぐら。
沖縄南インター付近を過ぎるときには、「全島エイサーまつり」の賑わいがハイウエイにも伝わってきましたが、心を鬼にして通り過ぎました。この日のテーマは、あくまで「リフレッシュ」。そのためのドライブです。ここで、人ごみのなかへ入って、くたびれてしまう、という事態は避けたわけなのであります。
エイサーは、来年の楽しみ、ということにしておきましょう。
さて、いよいよ明日は、ジュン安永こと安永淳一さん(琉球ゴールデンキングス取締役)の「プロスポーツウラ側講座」の最終回。
あっという間に、もう10回目なんですね。終わってしまうのは寂しい。心からそう思える講座でした。
先週書きそびれたことも含めて、あしたは、たっぷり、ジュンさんと、講座のことについて書きましょうね。
では、本日もお疲れさまでした。
明日も、良き一日になりますように。
取材と関係のない遠距離ドライブは、いったいいつ以来でしょうか。思い出せないぐらい久しぶり。珍しくオフが重なったわがパートナーと、彼女の家族にも付き合ってもらいました。
那覇から名護へ向かう高速道路で、今季の諸見里しのぶ選手の強さについて助手席に話を振ると、「きっと、いい恋してるはず!」という答え。なんという決めつけ!。でも、その女の勘、意外と当たっているのかも(笑)。。。たしかに、このところのしのぶ選手のメンタルの安定感、ラウンド中にもおのずと漂わせている「しあわせのオーラ」とでも呼ぶべき気配を見れば、公私共に(!)充実しているはず、と言いたくもなりますね。
やがて名護21世紀の森体育館に到着。出発時、那覇の空は怪しい雲行きだったのですが、名護は晴れています。
パートナーと家族は、もっぱら女子の戦いに関心がある様子。わたしのお目当ては、伊良部高校男子バレー部です。二枚看板のポイントゲッター、上地将貴君、久貝恭平君、セッター前原康秀君といった現在の3年生主力メンバーが中学卒業前の時期、わたしは伊良部島の佐良浜中学を訪ねて、取材させてもらっています(記事はJTA機内誌「Coralway」2007年若夏号に掲載)。そう言えば、上地君のお宅では、食事までご馳走になり、コーチを務めるお父さんやお父さんのバレー仲間の方たちから、「オトーリ」の洗礼も受けましたっけ。
離島・宮古のそのまた離島、伊良部島の少年たちが、なぜこんなに強いのか。
当時書いたのは、伝統の秘密の一端を明らかにする記事だったわけですが、しかし彼らが高校生となり、県大会で優勝するなど、その活躍ぶりが盛んに報道されるようになっても、なかなかこちらのタイミングが合わず、彼らの試合を一度も生で観戦したことがありませんでした。
だから、この高校最後の大会での彼らの雄姿を、ぜひともこの眼に焼き付けておきたかったのです。
取材ではありませんから、わたしはただただ観客の一人として、2階席最前列に陣取り、じっと見つめ、拍手を送り続けました。
きょうの新聞記事を見て、決勝戦の相手・西原高校は、2年、1年の新チームに代替わりしており、一方伊良部高校は、2連覇狙いと新人大会のシード権獲得のために、練習不足が否めない状態を承知で、実力者揃いの3年生中心のチームで臨んでいたのだと、わかりました。
わたしにとってはラッキーというべき事実でした。だってわたしは、3年生主体の、このチームを見たかったのですから。
上地将貴の全身バネというしかない、ジャンプ力は健在でした(驚異的な距離を跳ぶバックアタックも見せてくれました!)。久貝恭平の高い位置から打ち下ろすスパイクも見事。前原康秀のトスワークの妙にも唸らされました。
皆の呼吸のあったチーム力。そして何よりいいのは、伸びのびとバレーを楽しんでいる、その姿勢。ああ、これが、「県内に敵なし」の黄金チームの真骨頂なのだなぁ、と納得できた次第です。観ていて楽しくなる、素晴らしいチームでした。彼らに、心からありがとう、と言いたくなりました。
体育館はやっぱり、めちゃくちゃ暑かったけれども、高校生たちの懸命な戦いぶりに接することができて大満足。いい「気」をもらいました。
この日は選手たちに挨拶することも遠慮し、純粋に観客として、清々しい気持ちのまま、体育館をあとにしました。
それから、せっかくだからと、本部半島をドライブ。あまりにも有名になってしまって、いつも駐車場がレンタカーでいっぱいの、海を見下ろせる高台のピザ屋さんで食事し(この店、すいているころから知っているので、最近は混みすぎて恨めしい気分になっていたのですが、この日はすいていて、快適な時間をすごせました。インフルエンザの影響で観光客が減っているのか。それとも、エイサーまつりに集中したのか、理由が定かではないので、一概に喜べませんが)、さらに瀬底島まで足を伸ばし、深呼吸して帰ってきました。
瀬底島から、先ほどまでわたしたちのいた本部の丘を見やると、一帯が雨で煙り、その手前には、きれいな虹がかかっていました。
この日の沖縄は、各所でカタブイ(にわか雨)だらけだったのですが、わたしたちの行く場所だけは、いつでも晴れてくれていました。ほんとに雨のほうが、わたしたちを避けてくれていたみたい。日ごろの行いがいいからかねー(笑)。
帰路はまた、名護から那覇まで高速をまっしぐら。
沖縄南インター付近を過ぎるときには、「全島エイサーまつり」の賑わいがハイウエイにも伝わってきましたが、心を鬼にして通り過ぎました。この日のテーマは、あくまで「リフレッシュ」。そのためのドライブです。ここで、人ごみのなかへ入って、くたびれてしまう、という事態は避けたわけなのであります。
エイサーは、来年の楽しみ、ということにしておきましょう。
さて、いよいよ明日は、ジュン安永こと安永淳一さん(琉球ゴールデンキングス取締役)の「プロスポーツウラ側講座」の最終回。
あっという間に、もう10回目なんですね。終わってしまうのは寂しい。心からそう思える講座でした。
先週書きそびれたことも含めて、あしたは、たっぷり、ジュンさんと、講座のことについて書きましょうね。
では、本日もお疲れさまでした。
明日も、良き一日になりますように。
Posted by watanatsu at 23:18
│身辺雑記