てぃーだブログ › 渡瀬夏彦の「沖縄 チムワサワサ~ 日記」 › お知らせ › ハンセン病問題に関わり持つ人々、全国から福岡県豊前市に結集。

2009年12月01日

ハンセン病問題に関わり持つ人々、全国から福岡県豊前市に結集。

 先日、福岡県豊前市で行われる12月5日の「餅つき大会」について告知しましたが、さらに、その前後の追加日程についてのお知らせが、世話人代表の谷崎和男さんからメールで届きました。またまたそのまま「受け売り告知」させていただきます。
 渡瀬注※下記文中に登場する「全療協」とは、「全国ハンセン病療養所入所者協議会」の略です。

                     *

 「ホームステイセンター 柿の木」の年末恒例行事となりました『年末餅つき大会』は今年で8回目となります。
 今年も全国各地から「らい予防法」被害者(ハンセン病元「患者」・遺族家族)を始め、ハンセン病問題に関わりを持たれている方々が、はるばる豊前の地まで足を運んでいただけることになりました。
 折角の機会ですので、餅つきを中心として、被害者や関わりのある方々との交流と学習の機会を持ちたいと計画しています。
 是非、ご参加いただければと存じます。

① 神 美知宏・全療協事務局長と語り合う会
   日時;12月4日 17:45~19:00
   場所;豊前市教育会館(福教組築上豊前支部)
神さんのお話を中心にして、ハンセン病問題の現状について語り合いたいと思います。
神さんには、去る11月17日に九段会館(東京)でおこなわれました『ハンセン病 隔離の百年を問う・東京集会』を報告していただくとともに、東京集会で提起されたこと、現在全療協(被害者)が抱えている課題や展望について、率直な意見交換をおこないたいと思います。
神事務局長・ハンセン病療養所退所者・入所者、遺族の方、被害者をサポートしている方々が参加されます。

② 交流会
   日時;12月4日 19:30~21:00
   場所;これから屋
   会費;3000円
「語り合う会」に参加していただいた方々と会食しながら交流したいと思います。参加を希望される方は、できれば事前に申し出てください。

③ 餅つき大会
   日時;12月5日 9:00頃~13:00
   場所;豊前市勤労青少年ホーム(ヤルディぶぜん)
餅米は三俵(約60臼分)準備しています。餅米が蒸し上がり次第餅つきを始めます。す餅をはじめとしたからみ餅やおこわを準備して参加された方に召し上がっていただきます(無料・カンパ)。
また豚汁やお好み焼きなどの出店も予定しています(有料)。
午前8時頃から会場設営など準備作業を行います。お手伝いいただける方は是非お願いします。

④ 人権セミナー
   日時;12月5日 13:30~15:30
   場所;豊前市総合福祉センター
   講演;「障害は社会のほうにある~ハンセン病問題を教訓として」
   講師;八尋光秀(弁護士)
   主催;豊前市人権センター
八尋弁護士は「ハンセン病国賠訴訟西日本弁護団共同代表」として熊本地裁でおこなわれたハンセン病裁判を担われた方です。一方、「精神障害者」の人権問題に深く関わってこられた方で、人権セミナーでは「精神障害者の人権」をテーマにお話をされます。

⑤ 打ち上げ交流会
   日時;12月5日 17:00~
   場所;八屋旧朝市(「天狗の湯」隣)
   会費;3000円(学生2000円)
一連の行事に参加された方々、参加できなかった方々とともに、会食しながら、交流・意見交換をしたいと思います。

⑥ 学習会「神さんと語り合う会」
   日時;12月7日 14:00~
   場所;未定(福岡県庁、または博多駅周辺)
今回、神さんは福岡県の『里帰り事業』の一環として来福されます。そこで、福岡市でハンセン病問題に関わりのある方、関心を持たれている方々と、現在かかえている課題やこれからのことについて意見交換を兼ねた学習会を持ちたいと思います。
窓口は「福岡県ハンセン病問題に関する施策を推進する会(推進する会)」です。

以上の行事はどなたでも参加できます。お気軽に参加していただければと思います。

「らい予防法」被害者の社会生活の回復(社会復帰)を進めるホームステイセンター 柿の木(世話人代表;谷崎和男)
福岡県豊前市大字塔田994-1 TEL/FAX;0979-84-0286



同じカテゴリー(お知らせ)の記事

Posted by watanatsu at 18:15 │お知らせ