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2010年07月28日

『誰が日本を支配するのか!?』。8月12日、3巻同時刊行決定。

3日ほど遡って記そう。

7月25日(日)、石川真生さんhttp://blog.livedoor.jp/ishikawamao/が東京から戻ってきた日。真生さんと、東京まで真生さんを追いかけていったビデオジャーナリストの樋口貴之氏を空港までお迎えに。樋口氏を那覇市内の自宅までお送りして、それから真生さんと地元豊見城の焼肉屋へ。で、わたくしめ、またしてもご馳走になりました。ありがたや。

しかし、翌7月26日の真生さんのブログを見たら、空港に迎えにきてくれて留守中の動物の世話もしてくれて、ありがたや、ありがたや、と書いておられる。何かとお世話になりっぱなしの真生さんに、当方なんと返せばよいのやら、である。まずは、ありがたや、ありがたや、ありがたや、ありがたや、ありがたや、、、、、ああ、やっぱり、足りんわな。ちょいと稼ぎができたら、焼肉を「おごり返す」約束だけはできているのだが、それももう少し先の話になりそうだ。ぐぐぐっ(なんの音じゃ)。

26日(月)は、十五夜の満月だった。空を見上げれば、雲多き朧月夜。煌々たる月の光を浴びることはできなかったものの、例によってわが内なる「動物の魂」は、チムワサワサ~からチムドンドン状態へ。

そんな日に、ある仕事のゲラ戻しが終わって、一段落。ホッとする。
来月マガジンハウスから刊行予定の共著の仕事。
この本では、「普天間問題」について、ある程度まとまった分量の原稿を書かせてもらった。
要するに、貴重な機会と大いなる刺激を与えてもらい、「ありがたや3乗」ぐらいの大切な仕事となったのである。

声をかけてくださった魚住昭さん、往復書簡まで実現させてくれた佐藤優さん、本当にありがとうございました。

面白いことに、その書籍を緊急担当(?)された某女性誌編集部デスクのYさんは、なぜか石川真生さんとも知り合いでありました。世間は、ほんとに狭い、と、最近書きすぎではないかと思うぐらい、狭い。

詳細は、追ってあらためてお披露目したい。

と、ここまで書いたところで、なんと絶妙のタイミングで担当編集者のYさんがメールをくれたのに気づいた。今回の企画全体の概要が記されていた。
メールの一部は、こんな具合であった。
↓↓↓

『誰が日本を支配するのか!?』

「政治とメディア」の巻
「沖縄と国家統合」の巻
「検察と正義」の巻
 佐藤優、魚住昭 責任編集

8月12日(木)3巻同時刊行。
 マガジンハウス 各巻1,400円(税込) 

「沖縄と国家統合」の巻には、渡瀬様のほか、東郷和彦、四茂野
修、佐藤優の各氏の論考を収めています。



というわけなのである。
皆さんぜひ買って読んでください、なのである。
もちろんわたしの参加した『「沖縄と国家統合」の巻』を中心に(笑)、ゆたしく、です。


で、昨日27日(火)は、当然十六夜。
しかし、前夜の満月同様、おぼろ月夜。

わたしは夕方近くになって突如、この夜、名護市済井出の国立療養所沖縄愛楽園にて、NPO法人「沖縄戦記録フィルム1フィート運動の会」の上映会が催されることを思い出したのである。

ちょうど真生さんは、前日に膝の関節にたまった「水」を抜いたばかりで具合もよくないので、この日は外出を控えるとのこと。こういうのを、人の何につけ込む、と言うのだろうか。いずれにしても、これはもう、「真生さん、今晩クルマを貸してください」と申し出るしかないと思った次第。「図々しい」という言葉は、もはやわたしの辞書からはなくなっているのだった。

こういうときの真生さんは、すばらしく反応が速いので頭が下がります。理由をつべこべ聞かずに、愛車を貸してくれたのでありました。「鍵はあしたの朝返してくれればいいわよ」とのことでした。要するにわたしは、またしてもご厚意に甘えつつ、降ったり止んだりのおかしな空模様の中、名護市は屋我地島の沖縄愛楽園へと、まっしぐらに向かったのである。

(つづく)





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Posted by watanatsu at 21:25 │お知らせ