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2010年09月26日

遺骨収集の現場へ行きたい!!

一昨日あたりからめっきり涼しくなって、からだもこころも喜んでいるのだが、長期間「暇」だった物書きとしては、今、嬉しい悲鳴をあげている。

この数日の間に、総合月刊誌、スポーツ専門誌、某団体刊行物等、長短の原稿の締め切りが5本ほど重なった。いよいよ本格的に「立て直し」の季節に突入である。

取材が完全に終了していて書くことに専念するだけの締め切りならまだいいのだが、同時進行的に取材にも歩かねばならず、ちょいと大変である。

で、この週末に計画していた行動もいくつか断念することに。
その一つが、見学・お手伝い・取材を兼ねて「沖縄戦の遺骨収集」の現場へはせ参じること、である。

NPO法人「ガマフヤー」が、ハーフムーンと呼ばれる那覇市真嘉比の丘で進めてきた遺骨発掘・収集作業は、9月23日にいったん終了、と聞かされていた。

9月23日、たまたま沖縄県高校野球秋季大会が行われている沖縄セルラースタジアム那覇の記者席で一緒だったQAB琉球朝日放送・棚原勝也キャスターの、「これから僕は、真嘉比の遺骨収集へ行ってきます。きょうが最終日なので」と、隣席の新聞記者さんに話しているのを小耳に挟んだ。その瞬間、当方思わず「じつはわたしも、気になっていたんです」と棚原さんに向かって告げたほどである。棚原さんは、遺骨収集のNPO法人「ガマフヤー」(具志堅隆松代表)の活動(参考→http://www.qab.co.jp/news/200904168434.html)をじっくり取材した縁があるので、この日は仕事抜きで駆けつけるとのことだった。

少しうらやましいと感じつつも、わたしはベスト8をかけた「八重山商工高校vs浦添工業高校」の試合を観戦することを選んだわけである(周知のとおり、八重山商工が延長戦を制して準々決勝に駒を進めた)。

ああ、やっぱりきょう(23日)で終わりなのか、と思った。
沖縄戦の激戦地(至る所にある!!)を少し掘れば、戦後65年たった今も、遺骨が次々に出現する、という事実は地元の報道で知っていた。しかし、その現場をこの目で確かめたことがない。縁あって沖縄で暮らしているわたしが、その現場に立ち会えていないことが、長らく心にひっかかったままなのであった。

つまり、ぜひ行きたいとずっと思っていたが、しかし今回もまた無理だった、という話。

けれど、帰宅して以下のブログをチェックしたら、「期間延長」が告知されているではないか。

「NPO法人沖縄戦記録フィルム1フィート運動の会」スタッフブログ
http://onefeet.ti-da.net/e3072292.html
http://onefeet.ti-da.net/e3070805.html
http://onefeet.ti-da.net/e3061924.html

この週末に行こう、ともちろん決めた。のではあるが、、、、しかし、きょうの日曜日も、原稿締め切りと取材が重なって、やっぱり行けなくなった、というのが本日のオチである。無念。。。

関心のある方は、上記ブログをご覧の上、真嘉比へ行かれることをお勧めします。

ボクシングに興味のある方は、本日、中城村民体育館で午後3時試合開始の「琉球拳闘伝10」へお出かけになることをお勧めします。わたしはその会場のリングサイド記者席に、「ボクシングマガジン」の沖縄地区担当記者として、座っていると思います。ゆたしくうにげーさびら。

いつもいつも重要なイベントが重なる沖縄の週末です。

無事に、良き一日が過ごせますように。




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Posted by watanatsu at 07:44 │身辺雑記