てぃーだブログ › 渡瀬夏彦の「沖縄 チムワサワサ~ 日記」 › 身辺雑記 › 沖縄に注目!!愛と怒りのサウンドパレード&琉球キングス。

2012年12月24日

沖縄に注目!!愛と怒りのサウンドパレード&琉球キングス。

今朝と夕方、フェイスブックに掲載した写真とつぶやきに、「キングス試合後会見取材記」を加筆しての記事更新です。

                      *


全国の皆さん、本日の沖縄地元紙の一面です。
沖縄に注目!!愛と怒りのサウンドパレード&琉球キングス。


関連記事も含め、沖縄で何が起こっていて、どんな情報発信がなされているか。
琉球新報http://ryukyushimpo.jp/ や沖縄タイムスhttp://www.okinawatimes.co.jp/top/ のホームページなどで、常にチェックしてください。
よろしくお願いします♪

                      *


昨日は、「愛と怒りのサウンドパレードin宜野湾」参加→琉球ゴールデンキングス・ホームゲームの劇的勝利を観戦取材@沖縄市体育館→ある尊敬するお医者さんと差しでちょいと一杯の貴重なゆんたくタイム@首里、と充実の一日でした。
沖縄に注目!!愛と怒りのサウンドパレード&琉球キングス。


きょうは風の冷たい朝でしたので、気温が上がった午後から、ワンコたちといつもの公園へ。
あんまり気持ちが良くて、小一時間ベンチでまどろみました。
こういうとき、クロエとポンは、文句も言わず、静かに待っててくれます。ありがとうね♪
さて、そろそろ帰って昨日の写真の整理をしますかな。


                      *

◇追記◇
琉球ゴールデンキングスは、開幕15連勝のあとの3連敗を経て、この土日で強豪・浜松東三河フェニックスをホームに迎えた今年最後の開催で2連勝を果たした。
昨日の日曜日は、第4クウォーターが82対82で最終盤に至り、このままオーバータイム(延長戦)突入かと思われたその時、試合終了のブザーとほぼ同時に放たれた琉球キングスのポイントガード、並里成の3ポイントシュートが見事にリングに吸い込まれた。すなわち85対82のスコアで勝敗は決したのである。

試合終了後の会見で、敗れた浜松の河合竜児ヘッドコーチは、この最後の得点を、こう表現した。
「ボールは気持ちの強いほうに転がります。並里君の勝ちたい気持ちのほうが強かったから、彼のところへボールが転がったと思います。あれはウチの選手が触ったボールでしたから」
つまり、残り13秒からの攻撃で、マクヘンリーから並里へのパスが通ったことに言及したのである。会見の冒頭ではこうも語っていた。
「今日もウチの選手は頑張りました。讃えたいと思います。こういうゲームで勝てないのは、自分の責任以外の何ものでもありません」

勝利に大きく貢献した並里成自身も、相手ヘッドコーチの発言に呼応するかのようにこう述べていた。
「勝ちたいという僕らの気持ちが強かったので、こういう結果になったと思います。試合前には、みんなで『決勝戦のつもりでやろう』と話しあっていましたから」
あと13秒を残してのタイムアウト時、最後はマクヘンリーで攻めると方針は決定していたのだが、並里はマクヘンリーとの直接の会話で、「もし難しいときは最後は俺にボールをよこしてくれ」と注文していたのだと言う。
その意思疎通が、最後の最後で、見事に生きた。
並里は、毎週のようにマクヘンリーと食事に行くことを心がけていて、そういうコミュニケーションの積み重ねが、こういう場面でも生きたと強調したのである。
沖縄に注目!!愛と怒りのサウンドパレード&琉球キングス。


わたしは会見の最後に並里に対して、「欲を言えばの話だが、他の選手ともそのようなコミュニケーションの深化が必要だと思っているか」と蛇足を承知で水を向けさせてもらった。
すると彼は「ラーカイともご飯を食べに行くようになってきたし、ウッドベリーともそうしていきたい」と肯定的な答えを返してくれた。コート外のコミュニケーションを重ねることは本当に重要と考えているようだった。

実際、並里がキングスに加入して間もないある日のわたしの質問に対して「マックは難しい男ですね。何を考えているかわかりにくいところもあるんです。これからコミュニケーションを図って、信頼関係をつくっていきたいですね」と語っていたものである。遠い日の懐かしき出来事のようだ。わたし個人にとっては、感慨深い記憶である。
あれから、言葉どおりの努力を積み重ね、そうして、マクヘンリーとの絶妙の呼吸が生まれたのに違いないのだ。

遠山ヘッドコーチの記者会見。
報道陣の代表質問者が「浜松の河合HCも並里選手も、気持ちの強さが勝敗を分けたと言っているが」と問いかけた時、彼は粋な答え方をした。
「何と言っても、沖縄のファンの声援が、僕たちのシュートを決めさせてくれました。ファンの皆さんの勝ちたい気持ちがシュートを決めさせる、ということは充分にあることだと思っています」
ブザーピーターの瞬間の気持ちを訊かれると、こう返した。
「皆さんが笑顔になって、よかったです」
若いが賢い人である。
「いまは、これまでとは違うこディフェンスやオフェンスも試み、チャレンジしている最中で、もっと質の高いバスケを見せられるようにしたいので、ファンの皆さんにはこれからも応援してほしい」と、アピールすることも忘れなかった。

この日は、金城茂之のプレータイムが多くて、個人的には今後のさらなる活躍を期待したくなった。
ずばり、那覇市民体育館での正月開催が非常に楽しみになった次第である。
キングスの新たな魅力が今後どんなふうに生み出されていくのか、という興味が尽きないのである。

最後になったが、日頃わたしが頼りにしているキングスファン代表ブロガー「さばに」さんのブログの玄人解説を、皆さんもぜひご参照ください。
http://kings.ti-da.net/e4175526.html

では、皆さん、良きクリスマスを!!
(わたしはクリスチャンではないので、ごく普通に幸せな夜をすごします…笑)




同じカテゴリー(身辺雑記)の記事

Posted by watanatsu at 20:52 │身辺雑記