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2015年12月23日

辺野古新基地建設阻止のためにできる限りの努力をする。それは人として当たり前のこと。


年の瀬に、相も変わらずこういうことを書かねばならないのは情けない限りだが、日本のマスメディアの多くは、国民全体が沖縄に基地を押し付けている問題についての取材・検証作業において、あまりに怠慢と言わざるを得ない(すべてとは言わないが・・・)。

安倍政権が幼稚な屁理屈を繰り返し、行政不服審査法などの法を悪用してまで、強引に辺野古新基地を建設しようとしているというのに、追及は、まだまだ甘い。徹底的に厳しく批判して当然のはずだが、それをしない。
つまり沖縄に対して冷淡そのもの。明らかに差別的であり、他人事なのだ。

いまさら言うまでもないかもしれないが、読売、産経の社説などは意図的思考停止のまま安倍政権の暴挙・蛮行を積極的に後押しし、正当化しようとするばかりで、怒りを通り越して呆れるほかないシロモノだ。NHKのストレートニュースは、「辺野古新基地建設強行のA級戦犯」である菅官房長官の記者会見での言い分を垂れ流すことに熱心で、許しがたい。

その結果、あたかも沖縄県民がわがままを言っているかのような印象操作が、日本列島の津々浦々に行きわたり、デマ情報に踊らされる「1億総ネトウヨ化」が心配されるほどの昨今だ。

そうして辺野古ゲート前は、「反日サヨク過激派」が集う危険な場所であり、彼らは「日当をもらって座り込んでいるプロ市民」であるなどという、とんでもないデマさえ流布している。

そんなご時勢だからこそ、沖縄タイムスのホームページに寄稿したこの記事は、ひとりでも多くの方に読んでほしい。
(※ホームページを開き【社説・オピニオン】をクリックすると「タイムス×クロス」というコーナーが出てくる。わたしはその「タイムス×クロス」の執筆者の一人なのだ)

手前味噌を承知で言うのだが、かなりまともな文章である。
ネトウヨ君たちも先入観抜きで読んでくれたまえ。そう言いたいぐらいである(笑)。
↓↓↓
【辺野古ゲート前、加藤登紀子・古謝美佐子・山城博治の3人が繰り広げた「魂の交流」】
http://www.okinawatimes.co.jp/cross/?id=351

辺野古新基地建設阻止のためにできる限りの努力をする。それは人として当たり前のこと。



辺野古新基地建設阻止のためにできる限りの努力をする。それは人として当たり前のこと。



去る12月21日、安倍政権が辺野古に送り込んでいた警視庁機動隊員はいったん東京へ引き上げた。
しかし、年明けには再び、警視庁化または他府県警の部隊が、正当な非暴力抗議行動の座り込みを行う市民を弾圧するために、辺野古に送り込まれる予定だと言われている。

全国の皆さんは、今あらためて辺野古に、沖縄に、心を寄せていただきたい。
そして、沖縄の正当な民意を、応援してください。

ゆたさるぐとぅ うにげーさびら。



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Posted by watanatsu at 23:22 │芸能・芸術時事問題