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2009年10月11日

琉球キングス、快勝。潜在能力の高さを見せた!

 琉球ゴールデンキングスの試合(沖縄コンベンションセンター)を観戦して、たくさんのパワーをもらって帰ってきた。
 きのうの試合でジェフ・ニュートンがケガをして、きょうは欠場。
 それでも、みんなで勝利をもぎ取った。
 スコアは、琉球キングス81vs74大阪エヴェッサ。

 前半はリードされ、第3Q(クォーター)で同点に追いつき、第4Qで突き放した。
 勝ってなお、ミスはまだまだ少なくできる余地が残っている、得点力はもっとアップできる、と思わせた。
 今シーズンのこれからの試合で進化する姿を想像させる、つまりは、チームとしてのポテンシャル(潜在能力)の高さを実感できる、そういう試合内容だった。

 エースのジェフがいなくても、これだけのことができるのだな、と納得させるものを見せてくれた。
 
 ジョージ・リーチは、インサイドでしぶとく競り勝ってシュート。
 アンソニー・マクヘンリーが繰り返し見せた執念のブロックショット。
 与那嶺翼の素早いパス回しやゴール下への高速ドリブルの切り崩し。
 みんなでディフェンスを頑張っての逆襲。速攻。
 金城茂之は、何度もインサイドへ切り込んだ。あるいは、持ち前のスピードを生かして長距離を走った。そしてシュートをものにした。
 いずれにしても、桶谷大ヘッドコーチの目指す攻防の切り替えの早い「超高速バスケ」の片鱗が随所に見えた試合だった。

 ブースター(ファン)の興奮が最高潮に達したのは、4Q中盤のアリウープ(いわゆるエアプレーの)・ダンク。
 素晴らしいスピードで金城が攻め込み、自分でシュートを打つのか、と思う間もなく、ゴール付近の宙へ勢いよくパス。それを、「ダンク王」ブライアン・シンプソンが、見事に空中高い位置でワンハンドキャッチ。次の瞬間には、ゴールリングにボールを叩き込んでいたのである。

 バスケ・シロウト(いつまでじゃ!)の速報ゆえ、舌足らずで申し訳ないけれど、随所に見どころのある、来てよかったと思える、非常に面白い試合だったことだけは、やはりお伝えしたかったわけである。

 昨夜溜まったフラストレーションをすべて吐き出し、逆に多くの収穫に胸躍らせることのできた試合であった。
 きょうの会場に詰めかけたファンは、チームからたくさんのものを与えられたし、チームもファンからたくさんの元気を得て戦ったはず。ともに歩む、幸運な人たち!

 去年のチームも素敵だったが、さらに生まれ変わった新しい魅力のあるキングスを目の当たりにできた。この試合に立ち会えて、わたしも非常に幸せな気分である。
 エナジーを、元気を、分けてもらえた。
 ありがとう、キングス! これからも楽しみだぜ、キングス!

 帰宅してみると、宮里藍が、国内試合で3年ぶりに優勝を果たしたというニュース。
 ほんとに凄いよね、ウチナーンチュ・パワー。

 昨日惜しい結果に終わったハンドボールチーム・琉球コラソンについては、少し時間をいただきましょうね。戦力的に不利な状態であっても、強豪相手にみんな頑張っているし、しかし球団経営の態勢づくりについては、相変わらず若干注文もつくだけに、いろいろ複雑な思いが湧いてきます。機会を改めましょう。

 皆さん、きょうも一日お疲れさまでした。
 明日も、良き休日になりますように。




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Posted by watanatsu at 22:07 │スポーツ