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2009年10月23日

糸数敬作が、楽天・岩隈に投げ勝ち、日本シリーズに王手!!

 おめでとう、北海道日本ハムファイターズ、糸数敬作(中部商→亜細亜大→入団3年目)。
 
 パ・リーグのクライマックスシリーズで先発し、東北楽天イーグルスのエース・岩隈久志に投げ勝ったのだから、大したもんです。
 毎回ランナーを出しながらも、相手のタイミングを微妙に外して打ち取る、コントロール重視のしぶといピッチング。7回を投げきり、セギノールに打たれたホームランによる1失点のみ。きっちりゲームを作って、堂々と勝利投手となりました。1対1でマウンドを降りたあとの7回裏に、味方が2点を取ってくれたわけで、彼は勝負師・アスリートに必要な強運も持ち合わせているのかも。

 チームとしては、ダルビッシュ抜きで日本シリーズに王手をかけたわけで、めでたしめでたし。本人も、岩隈に投げ勝ったことが、間違いなく自信となるでしょう。

 糸数敬作を眺めていて、いつも思うのだけれど、決して派手じゃありません。豪速球があるわけでも、ダイナミックなフォームを見せるわけでもありません。でも、変化球で丁寧にコースを衝いて、連打は許さない。不思議な存在感をもつピッチャーです。

 しかしセギノールへの一球は、悔やまれます。やや甘いコースの変化球の落ち際を、待ってました、というどんぴしゃりのタイミングで振り抜かれちゃいました。ランナーがいなくて1失点で済みましたが、場合によっては命取りになる甘い球。。。いや、配球を読みきった相手をほめるべでしょうかね。

 大舞台で一球の重みを味わう、この積み重ねが、おそらく彼をぐーんと成長させてくれるのでしょうね。梨田昌孝監督からも大いに期待されているようだし、日本シリーズ(10月31日から)での活躍も、いよいよ現実味を帯びてきましたぞ。
 来年の名護キャンプでは、きっとダルビッシュと並んで、相当な人気者になっているでしょう。
 あ、そこまで想像するのは、さすがにちょっと気が早すぎますか。

 いずれにしても、1軍定着の年に、立派な結果を残しつつある糸数敬作。
 ますます要注目のうちなーんちゅアスリートです。

 じつは、きょうは夕方いろいろあって、Yahooスポーツの中継動画で彼の雄姿を見たのは、最後のほうだけでした。セギノールの浴びた一発は、さすがにスポーツニュースで繰り返し映し出されていたので、「どんぴしゃり」の様子もよくわかりましたが、きょうの糸数・鶴岡バッテリーの配球を、トータルに見届けられなかったのは、少し残念。日本シリーズでは、見逃さぬようにしたいものです。

 ああ、早いもので、またイベント目白押しの週末がやってきました。 
 わたしは、これから1週間ほど部屋にこもって仕事することに決めました。
 相変わらず付き合いが悪いですが、いよいよ「例の作品」(長い間、悩んでました)をなんとかしないといけないので、お許しを。

 では皆さん、本日もまた、良き一日になりますように。



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Posted by watanatsu at 01:09 │スポーツ