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2010年02月10日

琉球キングスの強みとは、いったい何か?!

昨日、立松和平さんの訃報にしんみりしつつ思索に耽ってはいたんだけれども、じつは同時に、単純に喜ばしいなぁ、と思える事実にも接していたんだな。

昨夕、遅ればせながら、バスケ専門誌「月刊HOOP」3月号の琉球キングス取締役・安永淳一さんの連載エッセイ「ジュン安永のNBA式スポーツ経営学」を読んだんだな。今回は、座席の設定から空調設備の工夫まで、華やかな舞台の裏側の努力が、きちんとわかりやすく説明されていて、ジュンさんらしいなぁ、と納得したんだな。本場アメリカのスポーツビジネスの世界を、したたかに12年間生き抜いてこられたパワーの源は、じつはジュンさんの、この「超生真面目」な人柄(!!)にあるはす、と再認識したんだな。

そしてその夜、不思議なタイミングで、キングスの広報担当・Tさんから、お知らせメールが届いていることにも、気づいたんだな。

ねぇ急なお知らせすぎないかい? とツッコミを入れたくなったけど、とっても素晴らしいことが書かれていたわけなんだな。

2月10日(つまり本日)、11時から、浦添市立神森中学校にて、全校生徒860名を前にして、安永淳一取締役が講演をします。「夢をもつことの大切さ」と題する、キャリア教育の一環としての講演です。リハビリ中の金城茂之選手もちょこっと参加します。

というような内容が、メールに書いてあるわけよー。

神森中の生徒は、最高にハッピーだはず、と思ったんだなぁ。

で、取材希望者はTさんに申し出ればよいというわけなんだな。もちろんおいらは断然、取材希望! でも東京にいるので、急に駆けつけられないんだなぁ(苦笑)。沖縄にいたら、喜んで馳せ参じたはずなんだがなぁ。

というお話。日頃から地域貢献を考えているキングスらしい活動。こういう努力は、確実にファン拡大につながっていると、僭越ながら断言しましょう。ジュンさん、お疲れ様です!なんだな。

なんで、ちょっぴり山下画伯ふうになったかは、まるでわからないんだな。ま、たまには、いいと思うんだな。

あ、喜ばしさには、おまけがありました。

ハンドボールの琉球コラソンの選手たちがまめにブログ更新をしているのは有名だけど(全選手のブログ開設が目標との噂も!)、一昨日(2月8日)の高田匠選手(頼もしい点取り屋です!)のブログhttp://shou.ti-da.net/には、思わず膝を叩いたのでありました。


高田選手は日曜日に、なんと初めて、キングスのホームゲームを生観戦したんですと! 誘ったのは、キングスの大塚泰造社長と、試合会場でお馴染みのあの「旗持ち白鳥男」スワン大谷さんなんですと。

で、高田選手は、大いに楽しんで、大いに刺激を受けたようなのだ。良かったよかった!

こういう交流がさりげなーく行われているとは、これまた喜ばしいことではありませんか。

キングスが球団として成功しつつある要因は、様ざまあると思われます。

しかしひとつ強調するとすれば、絆、でしょうか。選手、コーチ、スタッフ、経営陣、そしてファン、地域の人びとまでが、みんなで有機的につながって、パワーを二乗、三乗にもしていこうとしている。そういうところが凄いのです。

ブースター代表ブロガーともいえる「さばに」さんのブログhttp://kings.ti-da.net/なんか拝見していていつも感心するのは、「ファンも努力してる!」という姿勢が自然ににじみ出ているところ。

好きじゃなきゃできないけど、好きだけでもできるこっちゃない。頭が下がります(さばにさん、お世辞なんかじゃないですよ)。

みんなで作っていくチーム! キングスの強みは、たぶん、そこにあるんだな。

では、明日も良き一日になりますように。



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Posted by watanatsu at 20:55 │スポーツ