2010年10月03日
宮里美香ちゃん、日本女子オープン優勝おめでとう!!
やりましたね。美香ちゃんが、大物ぶりを見せ付けてくれました。(写真は5年前のものです)
興南高校を卒業した年(2年前)、日本ツアーを飛び越して、いきなりアメリカツアー出場権を獲得し、藍ちゃんに続いて、間違いなく近いうちにアメリカで結果を出すだろうと言われてきた逸材です。
彼女の記念すべきプロ初勝利が、メジャータイトルのなかでも、誰もが喉から手が出るほどほしい「日本女子オープン」。
ほんとに本当に、美香ちゃんらしい、快挙です。
今年は、もしかしたら、いえ、きっと、母校・興南野球部の「春夏連覇」には、大いに刺激を受けていたことでしょう。
中学生のときに、日本女子アマを制した彼女は、じつは、興南高校ゴルフ部の初代部員の特待生だったのですが、在学中から高校野球の大ファンでもありました。世界ジュニア選手権で優勝して凱旋し、東京のホテルに泊まった彼女に、電話取材をしているとき、こう逆取材されたことをはっきりと覚えています。
「興南、どうでした?」
その年の甲子園出場をかけた県大会の結果を訊ねてきたのです。
わたしが八重山商工を追っかけて甲子園まで取材に出かけたときなので、06年のこと。わたしは、きっとその事実を伝えたはず。
興南が敗退したことを残念がりつつ、しかし離島から「春夏連続甲子園出場」を実現した勝者を「八重山商工って、すごいですねー」と、称えることも忘れませんでした。
いえ、自然に生まれたスポーツウーマンらしい素直な言葉を、嬉しく思った記憶があります。
さて、朝、美香ちゃんが優勝するか、気になってしょうがないと書きましたけどね、じつはちょっぴり心配してたんです。
美香ちゃんは、昨年もこのメジャー大会、今年と同じ2位に4打差の首位で、最終日に臨んでいたのです。そして、ビッグタイトルに王手をかけた結果は、6位に終わってしまいました。
人一倍負けず嫌いの美香ちゃんのこと、どれほど悔しかったことか。想像にかたくありません。
しかし、どうでしょう。
きょうの美香ちゃんは、さらにスコアを伸ばして通算12アンダー、2位との差を6打に広げて、ぶっちぎりの優勝でした。
わたしは優勝の瞬間を、野球場から琉球キングスの試合会場近くまで移動したところで、ワンセグの画面で、見届けました。
藍ちゃんが美香ちゃんに抱きついて、その後も自分のことのように涙を浮かべて、喜んでいる姿をも目撃しました。こちらも、ウルウルしてしまって、たまりませんでした。
美香ちゃん自身のインタビューの声は聞き取れずじまいなので、きょうはスポーツニュースを視るのが楽しみです。
とにかく、美香ちゃん、いきなりのメジャータイトル獲得おめでとう!
おじさんライターも、たくさんパワーをもらいました。ありがとう!
Posted by watanatsu at 17:32
│スポーツ