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2009年09月24日

朝日新聞、ちょっと頑張ってるかな!?

 今朝、石川真生さんのブログを改めてご紹介して、またしてもわが脳内に連想ゲームが起こったのである。起こってよかった(笑)。
  
 皆さんに知ってほしい家族の存在があったのだが、真生さんのブログで幾度か紹介されているので、積極的に(わたしの気づいた最近の記事だけでも)受け売りをしたい。
 
 石川さんがこの十数年被写体として追いかけ、そして親交を深めてもいる、ひとつの家族がある。じつは、当ブログでもいつか紹介したいと思っていた渡具知武清さん一家である。
 
 渡具知さんは、新基地建設計画が持ち上がった辺野古地区からほど近い、名護市瀬嵩(せだけ)の集落に住んでいる。
 わたしにとっても、12年前、数ヵ月じっくり取材させてもらい、たくさんお世話になった住民の一人が渡具知さんである。
 当時、渡具知武清さん・智佳子さん夫婦には、赤ん坊(長男)が生まれたばかりだった。あの時の赤ん坊は今、12歳の小学6年生。分別盛りの少年に成長し、両親の新基地建設反対運動を深く理解し、積極的にその活動を手伝っている。
 13年前の渡具知さん夫妻は、眼前の豊かな海が破壊され、米軍ヘリが目と鼻の先を飛び交い、基地新設による様々な危険と隣合わせになるなど、生まれてくるわが子や孫の世代のためにも、決して許せることではないと思った。
 やがて、やむにやまれず住民運動に立ち上がり、その後、双子の娘にも恵まれ、3人の子育てと仕事に追われつつも、これまでずーっと、根気強く「新基地建設反対」の意思表示を続けてきた人たちなのである。

 先月、石川真生さんとランチをしたとき、真生さんもこう強調していた。
「10区の会のなかで、家族みんなで、ずーっと運動を続けているのは、渡具知さん一家だけ。凄い人たちだと思うよ。だからわたしも、ずーっと応援したくなる」
 10区の会とは、辺野古崎以南3地区(久志、豊原、辺野古)のさらに北側に広がる、名護市東海岸(万が一、基地が建設されてしまったら、間違いなく被害や悪影響を受ける地域)一帯10地区(二見、大浦、大川、瀬嵩、汀間、三原、安部、嘉陽、底仁屋、天仁屋)の住民有志が立ち上げた「ヘリ基地いらない二見以北10区の会」のことである。

 わたしが現地で盛んに取材させてもらった1997年の名護市民投票(投票結果=民意は、基地計画反対とはっきり出た)のころから、その直後の名護市長の民意無視の「基地受け入れ」表明、そして今日に至るまでの12年間の経緯については、わたしもいつか書く機会が来るはず。

 で、前置きが長くなってしまいましたが、きょうのところは、石川真生さんブログの受け売りに徹します(笑)。
 きょうお伝えすべきは、なにはともあれ、この地域の住民の渡具知武清さんのことが、つい最近、石川真生さんよりも先に、朝日新聞「ひと」欄(9月15日)に掲載されていた、という事実なのです。
 この朝日新聞・掲載記事も、真生さんのブログで読めます。
 ぜひ、ご覧ください。
 →http://blog.livedoor.jp/ishikawamao/archives/65273598.html
 真生さんによる関連追記は、こちらです
 →http://blog.livedoor.jp/ishikawamao/archives/65273688.html

 さらに、6月の真生さんの写真展で、渡具知さん親子とわたし(渡瀬)が遭遇した場面はこちら。
 →http://blog.livedoor.jp/ishikawamao/archives/65239521.html
 その関連記事も、あります。
 →http://blog.livedoor.jp/ishikawamao/archives/65240128.html

 ぜーんぶまとめて、真生さんのブログからのご紹介。こういう受け売りなら、わたし自身も気持ちがいい。皆さんも、何とぞご理解の上、ぜひ!


 では、本日もお疲れさまでした。
 わたしは、今から桜坂劇場のレイトショー、映画無料招待券(!)で観てきます。
 明日も良き一日になりますように。



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Posted by watanatsu at 21:09 │時事問題