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2009年12月15日

十数年ぶりに再会した写真家の励ましに感謝。

 一昨日からこもっている東京某所の部屋には、インターネットは繋がっていない。
 愛用のノートパソコンは、もっぱら原稿を書く機能のみを発揮している。

 よってこのブログ更新は、そこから徒歩12分ほどのネットカフェで行われている。
 書き記しておきたいことが、例によって山のようにたまっていくばかりで、記事更新が到底追いつきそうにない。
 これからどれくらいの頻度で更新できるのか、見当もつかないが、まぁ無理しない程度に頑張ってみようと思う。

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 12月13日。午後1時ごろに羽田空港に到着し、鎌倉へと直行した。

 観光客でごった返す小町通りのすぐ脇に、目指すギャラリーはあった。
 そこで、写真家・渡会審二さんhttp://www.suiheisen.biz/watarai/index.htmlの写真展が行われていて、13日は最終日だったのだ。

 渡会さんとは、十数年前に、アメリカはラスベガスでボクサー辰吉丈一郎の取材をともにして(スポーツ・グラフィック・ナンバー掲載)以来、年賀状のやり取りをする仲になり、いつしかどちらからともなく音信普通になっていた。

 そしてこの秋、当ブログのメッセージ(メール)機能を利用して、渡会さんが連絡をくれたのだ。

 嬉しかった。しかも、久しぶりに写真展をやることが記されており、魂をこめた作品が会場に並ぶに違いないことが、メールの文面から伝わってきた。
 だから、このたびの上京も、なんとかこの写真展に間に合うように、スケジュールを組んだのだ。

 駆けつけてよかった。
 厳選された十数点の作品たち。その物言わぬ風景たちから、たくさんのエネルギーをもらった。
 いや、当方の内部に眠っている潜在的なエネルギーをぐいっと引き出してくれるような作品たちだった、というべきか。

 人間に必要なものって何だろう、いちばん大切なものってなんだろう、と、魂の深いところに問いかけてくるような作品たちだった。

 のみならず、作品を前にして、写真家本人とたくさん会話ができて、さらにパワーをもらった。

 渡会さんは、わたしとの取材行の後、何年も連続で大きな広告写真コンクールでの受賞が続いた写真家だが、この不況下で、仕事が激減し、非常に厳しい事態に見舞われている、という。
 しかし今、おのれの内なる声に忠実に、「あとはないぞ!」という気概で、撮りたいものを撮った。
 観るものに、深い感銘を与える写真を撮った。

 そして、こう励ましてくれるのだった。

 渡瀬さんよー、あんたも大変な状態に陥ってるみたいだけどさ、あんたの物書きとしての資質はおれが認めてるんだからさ、自信をもって、本当に書きたいものを、きっちり書きなよ。。。。

 渡会さん、本当にありがとうございました!!

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 あす16日は、佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)とわたしを含め、高校同期の4人が都内某所に集合する。これだけでピンとくる人は、相当に出版業界通であるが、追って、このことについてもご報告する機会があるだろう。

 そしてその夜は、琉球ゴールデンキングスが東京アパッチと戦うアウェーの試合を応援・取材。

 たまたま琉球コラソンの選手諸君も、全日本総合ハンドボール選手権のために上京中だ。
 翌17日の夜、コラソンは、Hondaとの試合に望む。キングスの2戦目とダブっている。悩むところである。
 いずれにしても、なんだか刺激的な東京の日々が続きそうだ。

 では、本日も良き一日になりますように。
 

 (お詫び※さきほどのブログ更新時の誤字・脱字は、すぐに気づいて訂正しました)




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Posted by watanatsu at 11:52 │芸能・芸術