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2009年12月31日

松重豊、助演男優賞おめでとう! または友達自慢。

このところ、連続して普天間基地移設問題に関して書いてきたので、この辺でちょいと休憩。

休憩といえば、じつはたった今、大掃除が終わったところです。

デスクの前の西側の窓ガラスを磨き終えて、コーヒーいれて、深い呼吸をしてみたら、なんだか窓越しの外の空気までが澄み渡ってきた気がするから不思議です。

きょうは飛び切り美しい夕焼け空。箒を逆さにしたようなケヤキの枯れ木立のシルエットが、空のブルーとオレンジのグラデーションに映えて、なんとも言えぬ趣。武蔵野の冬、という感じですなぁ。

と書いていて、ふと思いました。複数の東京の友人から、せっかくだから、沖縄の風景とか、たまには写真で見せてよ、というリクエストをもらっていたけれど、ブログをはじめて半年、「文字だらけ日記」のまま、今年も終わろうとしているよなー……。

写真をぜひ、と言ってくれた友人のひとり、俳優の松重豊君には、この場を借りて弁明しときます。

わたしはたしかに個人的な記録用の小さなデジカメとカメラ付き携帯電話は持ってます。

しかしそれをブログとどう結びつけたらよいものか、まるでわからんのです。

映像は大好きだけど、超機械オンチのムヌカチャー(物書き)なわけで、その先にある高い壁を越えるエネルギーは、やはり何百文字かの文章を書くことに向けたほうがよいだろな、と思ってしまうわけなんだよね。で、来年も相変わらず、文字だらけブログは続きそうな気配。すんません。

それから松重君、すんませんついでのほんとのお詫び。今年の貴君は、映画やテレビドラマの仕事をどんどんこなしつつ、舞台も3本出演したんだよね。

で、その3本目の芝居に間に合うように東京へたどり着いたはずが、ドタバタの日々、かつ窮乏生活のなか、物理的にも精神的にもゆとりを生み出せず、観に行けず仕舞いでごめん! 芝居を観るという贅沢な行為について、神妙に考えこんでしまった次第です。情けないけど、今のおいらの真実の姿。ごまかすわけにはいかんよね。

さて、お詫びの反対の、おめでとう! です。

最近のあなたのブログで、知ったのですが、役者・松重豊、ヨコハマ映画祭での助演男優賞受賞決定おめでとう。

当ブログでも、たかーく評価させていただいた、西川美和監督・笑福亭鶴瓶師匠主演の『ディア・ドクター』。あの刑事役の演技が認められての受賞、おいらも嬉しいですぞ。

ややマイナーだけどユニークな、若き映画ファン・渡瀬もしっかり通った時期のある映画祭。この映画祭だからこそ、普通は賞の対象になりにくい、あのしぶーい演技を評価してくれたんだと思います。

読者の皆さん、ここで友達自慢シリーズです(今後の頻度は不明です)。

松重豊とは、学生時代、ちょいと一緒に芝居をしたことがありました。
190センチ近い大男で一見粗暴に見えなくはない若者でしたが、繊細さと器用さを当時から兼ね備え、将来が間違いなく楽しみな役者でした。

しかし、脚本・演出担当だった当時のわたしは、彼の才能を引き出し切れぬまま、芝居の世界を離れてしまいました。

それからファンとして見守るようになって、はや四半世紀。いまや、生き馬の目を抜く芸能界で、確固たる足場を築き活躍しています。彼の一作ごとに集中する仕事ぶり、見習わねば、と思います。

彼のブログ、「修行が足りませぬ」のアドレスはここにすぐ掲示できませんが、「松重豊」で検索すれば、簡単にたどり着けますので、訪ねてみてください。

彼の出演作情報なども、載ってます。ちなみにテレビドラマの『ブラッディ・マンディ』シリーズでも、彼は重要な「加納」という名の役どころらしく、若者たちの間では、よく知られた存在のようです。

あ、松重君、ヨコハマ映画祭の授賞式は、2月だよね。そのときまだ東京にいたら、顔出すようにします。

では、また。



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Posted by watanatsu at 18:34 │芸能・芸術