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2010年03月08日

豊見城市民になりました。

本日は、少し時間の余裕ができたので、遅ればせながら豊見城市役所にて転入届け提出。それから、NTT西日本に「光」の申し込みも完了。

あとは工事を待つだけ。きょう申し込み完了したばかりだというのに、9日後には工事に来てくれるという。助かる。これでブログも、近いうちに「携帯チョコピコ更新」から解放されそうだ。

くどいかもしれないが、わたしは「超」のつく、機械オンチのWEBオンチ。しかも沖縄県民となってのこの4年(=パソコンをいじり始めてこの4年)、ずっとネット使い放題込み家賃の家具付きマンション住まいだったので、自分でプロバイダーとやらを選択した経験もなし。今回初体験の大冒険(?)であった次第。わたしの周囲には、「ケーブルテレビ局でネット利用」という人も多いのだけれど、意外と初期費用がかかると知り躊躇(苦笑)。人生何度目かの極貧生活突入の今、選択基準はもちろんひとつ。ただひたすら「安さ」最優先。

さて、いろいろ迷う過程で、現在のわたしの住環境が、「NTT光ネクスト・ファミリータイプ」導入のキャンペーン対象と判明した。アパート・マンションには適用されないキャンペーンなので、これまたやはり、自宅別棟に入居させてくれた恩人・石川真生さんhttp://blog.livedoor.jp/ishikawamao/に、大感謝である。

この地域に光ネクストが導入されたのは、わずか2ヵ月前なのだと、NTTのコールセンターの金城さん(仮名・男性)は言うのだった。しかも、1円でも安い申し込み方法を選びたいというわたしに、いくつかのプロバイダーのキャッシュバック・キャンペーンを懇切丁寧に説明してくれたあとで、自分の手柄を捨てて、WEBでの申し込み(割引特典が増える!)を勧める金城さんなのであった。それが数日前の話。

で、WEB申し込みをしてみたら、担当の赤嶺さん(仮名・男性)から速やかに電話がかかってきて、これまた丁寧な説明があり、安心させられた。WEB申し込みとはいえ、何度か電話のやりとりをしてくれて、たとえば某プロバイダーによるキャッシュバックの手順まで、きちんと教えてくれたりして、赤嶺さんもかなり優秀な人なのであった。しかも、当初の読みよりも、数日早い工事日設定に、彼は努力してくれた。

勘のよい読者はお気づきだろう。金城さんも、赤嶺さんも、地元沖縄のオペレーターである。うちなーんちゅらしい、客思いの接客態度にわたしは感激しているのである。決してNTT西日本の回し者ではないのだ(笑)。

でも、今回のサービスの中身には、満足しているのも事実。工事代は無料で、初期手数料などの費用は全部ひっくるめて1800円ちょっと。キャンペーン中につき、最初の2ヵ月間は、ネット代もプロバイダー代も無料。さらにプラス3ヵ月は、プロバイダー代無料で、4ヵ月後に2万円のキャッシュバックあり。貧乏人には誠にありがたい。拾う神あり、のこの頃なのである。

いや、貧乏自慢が本日の主題ではない。コールセンターは、近年、沖縄県が力を入れて誘致してきた産業分野である。

わたしはこの分野で長期アルバイトをした経験があるのでよくわかっているのだが、沖縄はこのジャンルでも優秀な人材の宝庫であるにもかかわらず、オペレーターたちは、本土と比べて異常に安い賃金で働かされている。この格差をなんとかできないようでは、沖縄選出国会議員の存在意義にも、疑問符がつく。

前知事の稲嶺恵一氏がやたらと企業誘致の実績を自慢していた時期があったが、わたしから言わせれば、本土企業に優遇措置をたっぷり用意した上、低賃金で沖縄の有能な人材を働かせ、疲弊させて平気な顔しているだけの、お粗末な話。

基地対策ももちろん重要課題だが、本土側の沖縄に対する「差別」や「格差」の問題は、コールセンター業界ひとつとっても、如実にあらわれている。ネットの申し込みをしながら、そのことを考えた数日だった。

このたび、金城さんと赤嶺さんに感謝しつつ、改めて切なさも覚えたのであった。

ではでは、あすはもっと良き一日になりますように!




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Posted by watanatsu at 22:37 │身辺雑記