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2010年09月02日

菅直人首相では、沖縄は切り捨てられる。

きのうは、仕事が一段落したのが午後で、クロエとポンを散歩に連れ出すのがずいぶん遅くなってしまった。暑い盛りに出かけたので、木陰で休み休みのウォーキング。わたしは大丈夫でも、犬は毛皮をまとっている。気を遣ってあげないといけない。陽射しは強かったが、しかし台風が去ったあとなので、木陰を吹きぬける空気は乾いていて心地よかった。

さて本日、夜いっぱいで仕上げねばならぬ原稿があるのだが、ブログ更新はしておきたいと思った。昨夜のテレビニュースで、小沢一郎民主党前幹事長と菅直人首相の同席会見を見てしまったからである。

普天間問題について、菅直人氏はやはり、許しがたい態度を取り続けていることが、鮮明になった。

本日の琉球新報と沖縄タイムスの一面トップ記事は、当然、民主党代表選で「普天間問題」が争点になったことについて、取り上げている。

例えば琉球新報は、両氏の政策比較を、次のようにコンパクトに整理して示している。

【小沢氏】沖縄県民と米国政府がともに理解し、納得し得る解決策を目指して、沖縄県、米政府とあらためて話し合う。

【菅氏】日米合意を踏まえて取り組むと同時に、沖縄の負担軽減に全力を挙げる。何より沖縄の方々の理解を得るため、誠心誠意説明を尽くす。


菅氏がおバカである理由は、現行の日米合意を踏襲するのなら、いつまでたっても沖縄県民の理解は得られない、と理解できていないところだ。または、とっくに理解できているのに、「沖縄」と「保身」とを天秤にかけて、自己保身を選び、沖縄を切り捨てようとしていることだ。こんな政治家には、歴史が厳しい評価を下すだろう。これが市民運動出身宰相の正体とは、お粗末極まりない話だ。菅氏は、厚生大臣時代に官僚と戦っている。「政治主導」で薬害エイズ被害者に謝罪したときの感覚を、ちゃんと思い出すべきである。

もうひとつ、言っておかなければならないことがある。
「政治とカネ」で小沢氏はまたネガティブキャンペーンにさらされているようだが、わたしに言わせれば、菅陣営にもダーティなイメージの政治家はいる。

たとえば、前原誠司沖縄担当大臣(国土交通大臣兼務)。彼などは、断固新基地建設反対の民意を受けて当選した稲嶺進・名護市長(民主党沖縄県連も推薦)の意見にはまるで耳を傾けず、なんと落選した前市長の島袋吉和氏(自民党推薦)ら「基地建設容認・誘致派」と今年、東京で懇談を重ねているのだ。島袋氏の手土産紙袋まで受け取った事実まで、沖縄地元紙の新聞記者に把握されている(最近の「密会」は、みんなが甲子園での興南の活躍に心を奪われていた8月17日のようだ)。

前原誠司氏のこの行動については、わたしも過去に当ブログで批判しているが、社民党衆議院議員・照屋寛徳氏のブログにも詳しく書かれているので、ご参照を。→http://terukan.blog44.fc2.com/blog-entry-558.html#more

裏で何をやっているかわからんという点で、旧自民党政権となんら変わらない。少なくとも小沢批判をする資格があるか、と疑問符を付けざるをえない内閣である。この内閣は、旧自民党政権と同じく、いつの間にか「対米追従・沖縄切り捨て」の道を突き進んでしてしまっている。名護市議選、沖縄知事選において官房機密費による工作がなされないことを、祈るしかない(というより、恥ずかしげもなく自民党系候補を裏で応援するのだろうな、と想像してしまうのは、わたしばかりではあるまい)。

最後に断っておくが、わたしは小沢氏を好きでも嫌いでもない。
だが、沖縄にとって、外務・防衛官僚の言いなり状態をよしとしている菅直人氏が、非常に危険な存在であり続けている、という点だけは明白。つまりは、そういう話なのである。

民主党支持者で、今、菅直人氏が首相にふさわしいと思っている皆さま方、これだけは覚えていてほしい。そのような立場を表明した瞬間、あなたは「沖縄切り捨て」に加担している、ということを。

では、本日も良き一日になりますように。



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Posted by watanatsu at 09:01 │時事問題
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