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2010年10月21日

野球の神様とボクシングの神様がケンカした。

うっかりしていて紹介が遅れましたが、「ボクシングマガジン」11月号、発売中です。
東京では15日発売ですが、沖縄では、日付変わって昨日20日から店頭に並んでます。近所の本屋さんで、ちょいとこの雑誌を目立たせてから(笑)、撮ってみたのがこの写真。

野球の神様とボクシングの神様がケンカした。



「未来のニッポン代表はこの男たちだ!!」という特集のなかで、昨年度・全日本新人王に輝いたプロボクサー、知念勇樹選手(琉球ジム)のことを書きました。

「国内リング熱戦譜」のコーナーでは、9月26日の琉球拳闘伝(於・中城村民体育館)のメインとセミファイナルの2試合の評も担当してます。

ところで、10月23日から熊本で行われる高校野球九州大会(来春のセンバツ大会出場校選考の参考とされる重要な大会。ベスト4に残れば、例年センバツ出場が確実視される)の取材に出かけるわたしにとって、じつはヒジョーに悔しい出来事があります。

今年度のプロボクシング全日本新人王戦(毎年暮れに後楽園ホールで開催)の予選が、何ヵ月もかけて、全国各地で繰り広げられてきたわけですが、いよいよ、その西軍代表決定戦が、10月24日に行われます。そこに、なんと沖縄のジムに所属する選手が4人も登場するのです(つまり、ここまで勝ち残ってきているのです)。「沖縄・九州・中国」の西部地区代表が、関西地区や名古屋方面から駆けつけるホープと拳をかわす試合会場、、、、これが、今年は、熊本なのです。

悔しさの意味にすぐお気づきの方もおられるでしょうか。そうなのです。その日、24日はどういうわけか、あの興南高校の試合日です。周知の通り5季連続の甲子園出場を目指す、興南高校の初戦(2回戦。23日の長崎の創成館と福岡の筑陽学園の勝者と対戦)が行われる日でもあるわけです。ちなみに3年ぶりのセンバツを狙う沖縄尚学は、前日23日に、いきなり宮崎の強豪、延岡学園と激突します。

どうやらボクシングの神様と野球の神様がケンカしてしまったみたいです。14日発表の高校野球九州大会の組み合わせを知って、日程のいたずらに、嘆くことしきりでありました。双方の試合の時間帯も、日曜日の午後で、見事にかち合っています。ああ、もう、たまりません。

というわけで、沖縄から西軍代表決定戦のために乗り込むプロボクサー諸君。ここで勝てば、暮れには後楽園ホールのリングが待っている。24日当日は、同じ熊本の空の下で、エールを送るよ!! 沖縄から飛ばすエールよりも、強い「念」がこもっているはず。

ともかく健闘を、無事を、成功を、祈ります。

それから、その前に、本日も良き一日になりますように。



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Posted by watanatsu at 01:01 │スポーツ