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2013年07月22日

沖縄選挙区・糸数慶子さんの勝利から一夜明けての感想。

きょうも暑い。
昨夜の参院選の開票速報を見ていて、まず脱原発の旗手で俳優の山本太郎さんに当確が出たあたりで、プシュと祝杯。
沖縄選挙区の糸数慶子さんに当確が出たときに、またプシュ!冷たいビールが、昼間の高校野球取材(沖縄尚学が8年ぶり6度目の夏の甲子園出場を決めた!!)で火照ったからだに染み渡っていった。
沖縄の民意が、改めて示されたことに、正直なところ、安堵の気持ちが膨らんだ。沖縄の民意だけは、改憲や辺野古新基地にノーと声を大にして言う、正常さを堅持していた。それが確認できた。
万一糸数さんが負けていたら、大変な「事件」が起きたと言わねばならないところだった。

しかしそれから、山城博治さんの当選が難しそうだとわかった夜中まで、眠れなかった。わかってからますます眠れなくなった。
ほろ酔いは、あっという間にさめた。
山城さんが国会で、安倍首相と直接対峙し、そのよく通る声で、政府の沖縄に対する欺瞞に満ちた差別的政策のおぞましさを、きっちり指摘してほしかった。
政府が未だに根拠のないまま、沖縄に過重な基地負担を負わせつづけようとしている、そのデタラメさを、山城さんが一つひとつ暴いていくシーンを、はっきりイメージできてもいた。だから本当に残念なのである。社民党の山城さんを、糸数さんと同じぐらいの複数政党や労働団体の力、無党派市民の力を結集させて後押しをして、そうして沖縄代表国会議員にすべきではなかったのか。選挙のやり方に疑問を抱いているのはわたしだけだろうか。

また、もう一人、わたしが応援していた(票は山城さんに入れたが、僅かばかりの寄付という形で応援した)脱原発を目指し憲法9条を守り抜こうとするミュージシャン・三宅洋平さん(緑の党)も当選を果たせなかった。
結果は残念だったが、こちらには、希望の光が満ちているように感じられた。
選挙フェスと称して、全国で街頭ライブ&演説会を行い。いままで投票所になかなか足を向けなかった人たちが政治参加できるような受け皿をつくった。個人名投票だけで17万票を超えたのだから、すごい。党が違えば、比例代表上位当選だ。
というわけで、半分嬉しく、半分悲しく、そして安倍自民ファシズムの始まりに対する大いなる危機感と、真の自由と平和を求める人たちが連帯できたことによる微かな希望とを抱いた朝だった。
昼頃になって、気分転換がてら、ご近所のサトウキビ畑のなかをドライブし、八重瀬町は東風平(こちんだ)の丘の展望台で、沖縄地元紙2紙を広げて読んだ。写真を載っけておくが、全国の皆さん、社説や主要記事ぐらいは、これからも、Webでまめにチェックされたし。

◇追記◇社説のURLはここにも載せておきます。その2紙のホームページで、いろんな記事を読んでみてください。

沖縄タイムス社説→http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-07-22_51998
沖縄選挙区・糸数慶子さんの勝利から一夜明けての感想。


琉球新報社説→http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-209877-storytopic-11.html
沖縄選挙区・糸数慶子さんの勝利から一夜明けての感想。



沖縄選挙区・糸数慶子さんの勝利から一夜明けての感想。


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Posted by watanatsu at 17:29 │時事問題身辺雑記