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2016年07月08日

【参議院選挙】沖縄選挙区。イハ洋一さんを圧勝させよう!!!

【若い人よ、必ず選挙に行こう!】

この度の参議院議員選挙(7月10日投開票)、FacebookやTwitterでネット選挙に参戦したのは、6月22日の告示日だった。それ以来、毎日SNSで複数の情報発信をしているわけだが、当ブログでの発信は、なんと投開票の前々日の今日、ようやくである(苦笑)。

まずは、わたしの住む沖縄選挙区の情勢をお伝えしよう。

序盤戦から、あらゆる世論調査・情勢調査において、国政野党統一候補であり翁長県政とタッグを組むイハ洋一氏が、自民の現職大臣をリードしていると伝えられてきている。
さらに、本日7月8日の沖縄タイムスは、朝日新聞との合同情勢調査(5日~6日)の結果を受け、一歩踏み込んだ見出しを1面トップに掲げた。

伊波氏優位 島尻氏苦戦

【参議院選挙】沖縄選挙区。イハ洋一さんを圧勝させよう!!!



告示後、3度も「伊波氏リード 島尻氏追う」という同一の見出しを1面に掲げた同紙だけに、終盤に来て、伊波氏のリードがさらに広がったと受け取れる記事掲載である。※Web記事はこちら。⇒http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=177233

琉球新報は序盤戦と一昨日7月6日に掲げた1面の見出しは「伊波氏先行 島尻氏追う」であり、明日7月9日あたりの伝え方も注目される。
※7月6日付1面記事はこれ。⇒http://ryukyushimpo.jp/news/entry-311206.html

で、わたしの感想であるが、「油断大敵!」の一語に尽きる。

わたしたちイハ洋一応援団の側に少しでも気の緩みがあれば、最終盤で追いつかれる危険性はある。

万が一、あれほど沖縄の民意を踏みにじりつづけた「島売り大臣」を勝たせるようなことがあれば、「沖縄はもう終わり」である。
これは、移住者県民ヤマトゥンチュのわたしの思い込みなどではない。
わたしの尊敬するウチナーンチュの友人や先輩が、強い危機感を込めてそう言っているのだ。
わたし(57歳)と同年齢から、さらには沖縄戦体験世代の80代ぐらいまでの人々にとっては、沖縄の民意を踏みつけ続けてきた「島売り大臣」の「罪」は、許しがたいものと映っている。いえ若い世代でも、沖縄戦の悲惨さや戦後の米軍統治時代の苦労、あるいは「復帰」後も基地負担を集中的に押し付けられてきた沖縄の実情を理解している人たちは、「島売り大臣」ほど許せない人間はいないと理解している。

そもそも公約を破り、中央権力に媚びてすり寄り、自民県連会長と大臣のポストを手に入れて、平然としていられるような、彼女の人間性そのものが許せないのである。

今年はじめて選挙権を得たような若い人たちにとっては、ここ数年の彼女の罪深い所業(=それは安倍政権の幼稚な凶暴性と表裏一体)さえ、ピンと来ていない人も多いようです。
なので、ざっと「おさらい的解説」をします。

彼女は、普天間基地は「最低でも県外」へ移すと主張した鳩山由紀夫首相の時代(2009年)に、沖縄の民意そのものが「最低でも県外」に傾いたことを見て取るや、2010年の参院選では「県外移設しかない」「辺野古は困難」と訴えて、当選を果たした。
しかし、自民党県連に属する国会議員としては、西銘恒三郎衆議院議員とともに、真っ先に公約を破棄し、「辺野古容認」へと転じた。

2013年の暮れ、前知事・仲井真弘多が県民への裏切り行為に他ならぬ「辺野古埋め立て承認」に至ったのは記憶に新しい事実。そしてその道筋をつくった「A級戦犯」の筆頭格が彼女であることは、間違いない。
2013年11月、当時の石破茂幹事長の横に沖縄の自民国会議員5人が晒し首のように並べられた「辺野古容認記者会見」で、苦渋の表情を浮かべる議員もいる中で、彼女は最も平然とケロリとした表情で前を向いていた。これもまた周知の事実。県民裏切りの「確信犯」である証拠だともっぱら話題になったものだ。

それから数ヵ月後の2014年2月の参院予算委員会。
この「確信犯」は決定的な罪深い質問をしでかした。
政府に対して、辺野古新基地建設に抗議する「沖縄の民意」を背負った市民の活動を、先手を打って厳しく取り締まるよう促す質問をしたのである。
これには、多くの県民が怒りを通り越してあきれ果てた。2年後の選挙で絶対に懲らしめる、完膚なきまでにたっぴらかす(叩きのめす)と、そのころから固く心に誓ったウチナーンチュの先輩たちを、わたしも多く知っている。

実際、政府(防衛省)が2014年7月1日、集団的自衛権の行使容認閣議決定と同時に辺野古新基地建設着工宣言をして以降、海上保安官や機動隊員の暴力的な過剰警備は、それは酷いものになった。この「権力の暴力」を直接的に導き出したのは、間違いなく彼女だった。
そうした「仕事」ぶりを時の権力者に評価され、あろうことか彼女は、沖縄担当大臣の座におさまったわけである。

そして今、参院選に突入してから、彼女は新基地問題を争点にならぬように隠し続けている。経済だ貧困対策だと叫び、己のしでかした悪業には頬かむり、知らん振り。卑怯にも程がある。

それほど罪深い人物を、再び国会に送るようなことがあったら、これはもう「沖縄は終わり」としか言いようがない。多くの県民が、そのように思う心理は、至極当然であろう。
まさに「沖縄の恥」だし、政府から沖縄が一層なめられる要因にもなる。「政府や日本国民による沖縄差別の助長」に繋がる恐れ大なのだ。

というわけで、どんなに政府自民党幹部が、沖縄の企業の締め付けを図ろうとも、沖縄県民が「島売り大臣」を許すようなことはない。
自民党とタッグを組んでしまっている公明党の支持母体・創価学会の会員である友人知人の中には、「島売り大臣」にだけは票を入れたくない、という人も少なくはない。

ただ、先ほども述べたように、油断大敵!!
敵には権力も資金もある。あの手この手で、なりふり構わぬ追い上げを見せるに違いない。
その圧力に対して、わたしたちがどれだけ正気を保って踏ん張りきれるか、日曜日の夜に投票箱が閉まるまで、全力で戦わなくてはならない。

心ある沖縄県民の中には、「まさかあの『島売り大臣』が勝つはずないでしょう、イハさんは大丈夫でしょう」と思う人もいるようだ。

いえいえ、とんでもない話です。あなたの1票がなければ、イハさんは勝てません。強くそう申し上げたい。

オール沖縄の6人目の国会議員として、なんとしてもイハさんを圧勝させ、「沖縄の底力」を改めて示しましょう。
そうして、翁長知事とともに一つひとつ基地を減らし、どんな境遇に生まれた人も安心して暮らせる社会をつくりましょう。
真に「誇りある豊かさ」に満ちた平和な沖縄社会の具現化に向けて、しっかりと歩みを進めていきましょう。

沖縄選挙区(投票所で渡される1枚目の用紙)は、迷わず「イハ」、「イハ洋一」とお書きください。





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Posted by watanatsu at 17:31 │時事問題